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【株式市場】日経平均は後場9円安で2日続落、一方、東証マザーズ指数は5日ぶりに高い

発行済 2022-01-07 16:24
更新済 2022-01-07 16:35
© Reuters.  【株式市場】日経平均は後場9円安で2日続落、一方、東証マザーズ指数は5日ぶりに高い

◆日経平均は2万8478円56銭(9円31銭安)、TOPIXは1995.68ポイント(1.33ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億8905万株

 1月7日(金)後場の東京株式市場は、JFEホールディングス<5411>(東1)などの鉄鋼株が一段と上げて前場の高値を上回って推移し、バリュー(割安)株物色との見方。自動車、海運株なども総じて堅調で、内外の金利情勢を受けて三井住友FG<8316>(東1)などの銀行株も堅調。ただ、日経平均は前場中盤に値を消したまま小安い水準で小動きを続け、大引け間際に一時小高くなったが値を保てず2日続落となった。日経JASDAQ平均は3日続落。一方、東証マザーズ指数は5日ぶりに高い。

 後場は、ネクステージ<3186>(東1)が11月決算と今期予想など好感され一段高で推移。川本産業<3604>(東2)は新型コロナ拡大を受け一段と出直りストップ高。ツインバード工業<6897>(東2)も一段高。那須電機鉄工<5922>(東2)は電力会社間の送電能力増強の必要性などで一段強含み出直り拡大。ロードスターC<3482>(東マ)は業績予想の発表が好感され前場ストップ高で売買されたまま後場は大引けまで買い気配。重松製<7980>(JQS)はコロナ拡大を受け取引開始後に一段高、出前館<2484>(JQS)は大引けにかけ一段高。

 東証1部の出来高概算は12億8905万株(前引けは6億5963万株)、売買代金は3兆128億円(同1兆5468億円)。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は853(前引けは640)銘柄、値下がり銘柄数は1218(同1431)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、銀行、鉄鋼、石油石炭、海運、保険、輸送用機器、その他製品、証券商品先物、非鉄金属、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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