■成長戦略
1. NEXT VISION 2025
社会環境の変化に対応し、確かな成長のロードマップを描き実行するため、2021年5月に中期経営計画「NEXT VISION 2024」を策定した。
経営ビジョン(ありたい姿)として「私たちは、新たなライフスタイルの提案を通じて夢のある未来を創造し、豊かな社会の実現に貢献します」を、数値計画としては最終年度の2024年3月期に売上高25,000百万円(うち新規事業2,000百万円)、営業利益2,100百万円、経常利益1,800百万円、当期純利益1,200百万円を掲げていた。
これに対しフェイスネットワーク (T:3489)は2021年12月15日に、「NEXT VISION 2024」を、東京証券取引所に提出する「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」の策定に合わせて「NEXT VISION 2025」に更新した。
中期経営計画「NEXT VISION 2025」では、最終年度である2025年3月期に売上高28,000百万円、営業利益2,500百万円、経常利益2,100百万円、当期純利益1,400百万円を掲げている。
また、(1) 既存事業の安定した成長による事業基盤の強化、(2) コーポレート・ガバナンスの強化とIRへの積極的な取り組み、(3) DX推進により業務効率化を図り、強固な経営基盤を構築、(4) 持続可能な社会の実現に貢献する取り組みの推進、の4つの重点戦略に取り組むことで、将来的(2027年3月期)に売上高35,000百万円を目指す。
なお、2022年4月より適用される東京証券取引所新市場区分については「プライム市場」を選択している。
プライム市場のすべての基準の充足を目指し、持続的な成長による企業価値の向上を図るとともにコーポレート・ガバナンスの一層の強化を進める方針である。
2. 弊社の注目点
コロナ禍の影響で世界的に経済活動の不透明感が強いものの、日本の不動産投資市場、なかでも安定した収益が見込める東京のレジデンスに対する注目度は高く、賃貸用不動産への投資需要は引き続き増加基調が予想されている。
また同社がメインターゲットとする城南3区は立地面で安定的な収益が見込まれるエリアである。
事業環境はおおむね良好であり、当該エリアでの競合優位性もあることに加え、新たな収益柱の育成に向けて新規領域への展開にも積極的であることから、中期成長性を評価できると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
1. NEXT VISION 2025
社会環境の変化に対応し、確かな成長のロードマップを描き実行するため、2021年5月に中期経営計画「NEXT VISION 2024」を策定した。
経営ビジョン(ありたい姿)として「私たちは、新たなライフスタイルの提案を通じて夢のある未来を創造し、豊かな社会の実現に貢献します」を、数値計画としては最終年度の2024年3月期に売上高25,000百万円(うち新規事業2,000百万円)、営業利益2,100百万円、経常利益1,800百万円、当期純利益1,200百万円を掲げていた。
これに対しフェイスネットワーク (T:3489)は2021年12月15日に、「NEXT VISION 2024」を、東京証券取引所に提出する「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」の策定に合わせて「NEXT VISION 2025」に更新した。
中期経営計画「NEXT VISION 2025」では、最終年度である2025年3月期に売上高28,000百万円、営業利益2,500百万円、経常利益2,100百万円、当期純利益1,400百万円を掲げている。
また、(1) 既存事業の安定した成長による事業基盤の強化、(2) コーポレート・ガバナンスの強化とIRへの積極的な取り組み、(3) DX推進により業務効率化を図り、強固な経営基盤を構築、(4) 持続可能な社会の実現に貢献する取り組みの推進、の4つの重点戦略に取り組むことで、将来的(2027年3月期)に売上高35,000百万円を目指す。
なお、2022年4月より適用される東京証券取引所新市場区分については「プライム市場」を選択している。
プライム市場のすべての基準の充足を目指し、持続的な成長による企業価値の向上を図るとともにコーポレート・ガバナンスの一層の強化を進める方針である。
2. 弊社の注目点
コロナ禍の影響で世界的に経済活動の不透明感が強いものの、日本の不動産投資市場、なかでも安定した収益が見込める東京のレジデンスに対する注目度は高く、賃貸用不動産への投資需要は引き続き増加基調が予想されている。
また同社がメインターゲットとする城南3区は立地面で安定的な収益が見込まれるエリアである。
事業環境はおおむね良好であり、当該エリアでの競合優位性もあることに加え、新たな収益柱の育成に向けて新規領域への展開にも積極的であることから、中期成長性を評価できると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)