40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ユニリーバ、英GSK大衆薬部門の買収継続示唆 株価は8%安

発行済 2022-01-17 19:20
更新済 2022-01-18 00:54
© Reuters.  1月17日、食品・日用品大手ユニリーバは、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の一般医薬品(大衆薬)部門の買収計画について、「戦略的に非常にフィットする」として

© Reuters.  1月17日、食品・日用品大手ユニリーバは、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の一般医薬品(大衆薬)部門の買収計画について、「戦略的に非常にフィットする」として

[17日 ロイター] - 食品・日用品大手ユニリーバは17日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の一般医薬品(大衆薬)部門の買収計画について、「戦略的に非常にフィットする」として計画を進める方針を示唆した。ただ、ユニリーバ株価は8%超下落し、買収計画を巡る投資家の懸念が浮き彫りとなった。

ユニリーバは500億ポンド(684億ドル)で同部門の買収を提案。GSKは「根本的に過小評価している」として買収案を拒否していた。

関係者によると、ユニリーバが買収額を引き上げない限り、GSKは交渉に応じないという。

GSK株は6%値上がりし、2020年5月以来の高値を付けた。

ユニリーバは「買収が実現すれば、統合後の事業は米国・中国・インドで規模と成長の土台を構築できる。他の新興国市場でさらに商機を探ることも可能だ」と表明。口腔ケアとビタミン補給剤の分野で相乗効果を見込めると主張した。

© Reuters.  1月17日、食品・日用品大手ユニリーバは、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の一般医薬品(大衆薬)部門の買収計画について、「戦略的に非常にフィットする」として計画を進める方針を示唆した。写真はユニリーバの本社。2018年8月撮影(2022年 ロイター/Piroschka van de Wouw)

GSKの大衆薬部門の年間売上高は約100億ポンド。

ユニリーバは17日、買収を行う際は「厳格な財務規律」を維持すると表明。大型買収を実施する場合は、利益率の低い事業やブランドを売却すると述べた。

ジェフリーズのアナリストは「週末に投資家から寄せられた買収計画に関する最初のフィードバックはほぼ一様に否定的だった」とした。また、ユニリーバの株価下落は経営陣に対する信頼感の欠如と買収額を巡る懸念を示しているとの声も出ていた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます