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ANAやJALなど、米国便の一部欠航 5G電波の影響懸念で

発行済 2022-01-19 06:33
更新済 2022-01-19 12:36
© Reuters. ドバイのエミレーツ航空は18日、第5世代(5G)移動体通信の新サービス開始に伴う懸念を考慮し、19日から米国便の一部を欠航させると発表した。2021年4月撮影(2022年

[18日 ロイター] - 全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)を含む世界の航空大手は18日、米国で第5世代(5G)移動通信の新サービスが翌日に始まるのを前に、通信電波が運航の安全性に与える影響への懸念から米国便の一部欠航や使用機の変更を相次ぎ決めた。

米連邦航空局(FAA)は新たな5Gサービスの通信電波が原因で、一部の航空機の電波高度計に支障が出る恐れがあると警告していた。航空各社によると、米ボーイングの777型機などが最も影響を受けやすい。

通信大手AT&Tとベライゾンは18日、同サービスについて、空港周辺での運用開始を一部延期すると発表。それでも複数の航空会社は欠航を決めており、FAAが通信会社側の発表を受けて新たに正式な指針を出さない限り、さらに欠航が続く可能性が高いとの指摘も聞かれた。

ボーイング777の世界最大の運航会社であるドバイのエミレーツ航空は、19日から米国の9カ所に到着する便を欠航にすると発表した。ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港とロサンゼルスおよびワシントンDCへの便は運航を継続する。

全日空と日航はボーイング777を使用する便の減便を発表。

旅行メディアのスキフトが報じた航空便利用者への通知によると、全日空は米国便の一部を欠航にするか、使用機を変更すると表明。日航は安全性が確認されるまで、米国の主要路線でボーイング777を使用しない方針を示した。

両社ともに、ボーイングから5Gの通信電波が777型機の電波高度計に干渉する可能性があるとの通知を受け、対応したと説明した。

ボーイングの広報担当者はコメントを控えた。

米国行きの4路線にボーイング777を使用しているエア・インディアは、19日から減便するか機体を変更すると発表した。

AT&Tとベライゾンが空港周辺でのサービスの一部延期を発表したことについて、航空業界筋はあまりにも遅い決定だったため、19日の便に関する使用機体や乗員スケジュールといった複雑な調整に反映できなかったと指摘。

事情に詳しい関係者2人によると、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はロサンゼルス行きの一部便について、ボーイング777からエアバスA380への機体変更を決めた。

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