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メキシコペソ円は、もち合いとなりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

発行済 2022-01-19 17:42
更新済 2022-01-19 17:45
© Reuters.
皆さん、こんにちは。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。
今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。


陳さんはまず、メキシコペソ円について、『特に材料となる経済指標もなくもち合いとなりそうだ』と述べています。


次に、『原油価格の上昇はサポート要因となろう。
21年12月消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で7.36%上昇した。
メキシコ中銀の政策目標(2.0~4.0%)の上限である4.0%を10カ月連続で上回った』と伝えています。


続けて、『メキシコ銀行(中央銀行)はインフレを抑えるために、21年12月中旬の金融政策決定会合で政策金利を0.5%引き上げて5.5%にした。
5会合連続の利上げを決めたが、依然として、名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利は−1.86%で、マイナス金利から脱却できていない』と解説し、『実質金利をプラスにするには、少なくとも2.0%ポイントの利上げが必要だろう。
メキシコ中銀は今年最初の金融政策決定会合で、再び利上げに動く可能性が高い』と考察しています。


また、『メキシコ銀行は3日、外国からメキシコへの21年11月の送金額が前年同月比38%増の約46億6500万ドル(約5400億円)になったと発表した。
主な働き先である米国の経済が回復しているほか、メキシコ出身の移民が増えたことで母国への送金が伸びた。
前年同月を上回るのは19カ月連続。
9カ月連続で40億ドルを上回った。
1~11月累計では約468億3400万ドルと、前年同期比で27%増えた。
移民の送金がペソをサポートしている』と伝えています。


こうしたことから、陳さんはメキシコペソ円の今週のレンジについて、『5.55円~5.70円』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。


上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月18日付「メキシコペソ円今週の予想(1月18日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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