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テンポイノベーション---3Q決算と増配を発表。売上高は過去最高を更新

発行済 2022-02-04 11:34
更新済 2022-02-04 11:45
テンポイノベーション (T:3484)は3日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)の決算を発表した。
売上高が前年同期比6.2%増の84.29億円、営業利益が同6.1%増の6.41億円、経常利益が同0.6%減の6.89億円、四半期純利益が同1.2%減の4.67億円。
売上高は過去最高を更新し、営業利益以下の各段階利益はほぼ計画通りの進捗となった。


店舗転貸借事業は、新型コロナの影響を受けつつも転貸借物件数が前事業年度末比182件増の1,888件となり、売上高76.45億円(前年同期比6.7%増)となった。
営業利益は5.35億円(同51.3%増)であったが、これは成約数の回復に伴うイニシャル収入の増加と、新型コロナに起因した仕入物件の解約費用がなくなった影響によるものだという。


不動産売買事業は、店舗転貸借事業を更に推進する為、不動産業者との関係強化を目的として、店舗不動産の仕入販売や建築販売を実施している。
3Qにおいては新型コロナの影響により市場に様子見傾向が残る中で、顧客開拓と物件仕入に注力し、4物件を売却、5物件を取得している。
その結果、売上高7.84億円(前年同期比1.5%増)、営業利益1.06億円(同57.7%減)となった。
営業利益の前年同期比減は、前期に高収益な物件売却があったことによる。


22年3月期の業績予想については、昨年5月公表のものから変更なく、売上高113.34億円(前期比9.6%増)、営業利益8.14億円(前期比11.3%増)、経常利益8.70億円(前期比3.4%増)、当期純利益5.95億円(前期比3.4%増)。
新型コロナの収束時期は不透明としながらも、コロナ禍における飲食店経営者のニーズに合致した物件仕入れと、優良店舗物件の仕入れ機会増への積極的な対応を行う方針という。


また、同日付で配当予想を発表しており、2020年3月期の期末配当予想を1株当たり11円(前期配当1株当たり9円から2円の増配)としている。




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