UPDATE 1-中国・香港株式市場・前場＝上昇、ＣＰＩとウクライナ緊張緩和を好感

(　内容を追加しました)
［香港　１１日　ロイター］ -
上海総合指数 .SSEC 　　 　前営業日比 売買代金概算
前場終値　　　2217.999 23.574高 670.7億元（上海Ａ株）
　寄り付き　　　2199.433 5.008高
前営業日終値　2194.425 6.756高 1096.0億元（上海Ａ株）

ハンセン指数 .HSI
前場終値　　　24620.08 288.67高 N/A
　 寄り付き　　　24533.34 201.93高
前営業日終値　24331.41 56.15安 719.1億香港ドル

１１日の中国と香港の株式市場はともに上昇して前場の取引を終了した。９日に発表
された７月の中国の消費者物価指数（ＣＰＩ）が好感されたほか、ウクライナ情勢の緊張
緩和を受けて上昇した前週末の米国株市場の流れを引き継いだ。
上海総合指数 .SSEC は２３．５７４ポイント（１．０７％）高の２２１７．９９９
。
大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深３００指数 .CSI300 は２９．９５９ポイン
ト（１．２９％）高の２３６１．０９３。
ハンセン指数 .HSI は２８８．６７ポイント（１．１９％）高の２万４６２０．０８
。
ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数） .HSCE は１７７．３４ポイント（１．６４％
）高の１万１０１０．００。

７月の中国ＣＰＩは前年比２．３％上昇と、６月と同水準の伸び率。ただ、今年の政
府目標（約３．５％）は依然下回っており、当局には追加緩和の余地が残されている。
８日に福建省が住宅購入規制を緩和したなどと報じられ、中国不動産セクターが反発
。万科企業 000002.SZ が２．１％高、保利房地産 600048.SS が１．４％高となっている
。
香港市場では、華潤置地 1109.HK が６．３％高、中国海外発展（チャイナオーバー
シーズランド） 0688.HK が４％高となり、ハンセン指数を押し上げた。