[パリ 11日 ロイター] - フランス外務省は11日、外交官を装っていた6人のロシア情報要員を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定した。仏情報機関の調査で、フランスの国益に反する活動を行っていることが判明したとしている。
外務省は声明で「国内治安総局(DGSI)の長期調査で、フランス国内でロシアの情報機関が行っていた秘密工作が明らかになった」とし、外交官を装って活動していた6人のロシアの情報要員をペルソナ・ノン・グラータに指定したとした。
ロシア外務省のザハロワ報道官は、ロシアはフランスの措置に対応するとしている。
フランスは今月に入り、ロシアの外交官35人に国外退去を求めている。