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商いが細るなかで大きなトレンドは出にくい

発行済 2022-04-15 08:31
更新済 2022-04-15 08:45
 15日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。
14日の米国市場はNYダウが113ドル安だった。
ゴールドマン・サックスやシティグループ、モルガン・スタンレーなどの決算が評価されNYダウは一時300ドルを超える上昇を見せた。
ただし、NY連銀のウィリアムズ総裁が5月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%の利上げが理にかなった選択とするなど、利上げ加速を支持する姿勢を見せたため改めて金利の先高観が警戒され下落に転じた。
金利が一段と上昇しハイテク株も売られ、引けにかけ下げ幅を拡大した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円安の2
6915円。
円相場は1ドル125円90銭台で推移している。


 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。
ただし、日経平均は前日までの強いリバウンドで27000円を回復し、75日線水準を捉えていたこともあり、自律反発としては一巡感も意識されやすいところである。
米国についてもNYダウは75日線までのリバウンドを見せた後に下げに転じていることから、自律反発の範囲内といったところ。
また、米国はグッドフライデーの3連休前だったことからポジション調整の動きもあったと考えられる。


 もっとも月曜日はイースターマンデーで欧州市場は休場となることから、海外勢のフローは限られる。
昨日の東証プライムの売買高は10億株程度と薄商いだったこともあり、より商いが細るなかで大きなトレンドは出にくいだろう。
短期的にはインデックスに絡んだ商いに振らされやすいものの、オーバーウィークのポジションは取りづらいことから、その後のカバーの動きも速そうだ。
また、積極的なロングの動きから上昇したというよりは裁定に絡んだ動きだったため、大きくロングに傾いているわけではなく、売り一巡後は底堅さも意識されよう。


 海外勢のフローが限られるなか、物色は個人主体の中小型株に向かいやすい。
また、決算を手掛かりとした個別対応にもなりそうだ。
昨夕決算を発表したところでは、4℃ HD (TYO:8008)、Gunosy (TYO:6047)、JMACS (TYO:5817)、串カツ田中 (TYO:3547)、ティアンドエス (TYO:4055)、ディップ (TYO:2379)などが注目される。
なお、ナスダックの下落影響により指数インパクトの大きい値がさ株は日経平均の重荷となる可能性はあるものの、ファーストリテ (TYO:9983)がADR市場で強い動きを見せていたこともあり、下支えとして意識されよう。

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