[15日 ロイター] - ロシアの肥料大手ウラルカリは、2024年満期のローン・パーティシペーション証券(LPN)の保有者に対し、4月22日の利払いについて「別の選択肢」を協議するため、同社に連絡するよう求めた。
ロシアでは、西側の対ロ制裁を受けて、多くの企業が債務の返済に苦慮している。
ウラルカリは14日遅く、債務の返済に必要な流動性は十分にあると表明。ただ、クロスボーダー決済処理を巡る不透明感と、債務返済を目指すロシア企業が遅延に見舞われていることを踏まえ、22日の利払いに代わる「別の選択肢を模索」しているという。
同社は、これまでのところ制裁対象にはなっていない。