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商いは膨らみづらいものの、27000円固めからのリバウンド期待へ

発行済 2022-04-20 08:28
更新済 2022-04-20 08:30
© Reuters.
 20日の日本株市場は、買い一巡後は底堅い値動きが見込まれよう。
19日の米国市場はNYダウが499ドル高だった。
連邦地裁判事が全国的なマスク着用義務化を無効と判断したことを受け運輸保安局(TSA)と疾病対策センター(CDC)が、公共交通機関でのマスク着用義務を撤回したため経済活動再開への期待が一段と強まった。
連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げを進めたとしても米景気の底堅さは保たれるとの見方から、金利上昇を警戒していた売り方の買い戻しを誘う格好ともなったようだ。
景気敏感株などが買われたほか、金利が上昇するなかにもかかわらず、ハイテク株でも買い戻しが強まった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の27260円。
円相場は1ドル129円30銭台で推移している。


 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなろう。
日経225先物はナイトセッションで27000円水準に位置している75日線を突破し、25日線水準までの上昇を見せている。
この動きから日経平均においても、25日、75日線が位置している27200円水準の突破が意識されてくるだろう。
25日、75日線とのゴールデンクロス示現によってテクニカル妙味も高まりやすく、ショートカバーの動きを誘いそうだ。


 もっとも、決算シーズンのなかで商いは膨らみづらい面はあるため、買い一巡後は次第に上値の重さも意識される可能性はあるだろう。
そのため、戻りの鈍さから弱含む局面においては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。
指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好になると見られ、ファーストリテ (TYO:9983)やソフトバンクG (TYO:9984)の動向を睨みながらの展開になるものの、米国ではハイテク株への買い戻しが見られていることもあり、東エレク (TYO:8035)などの動向に市場の関心は集まりやすいところだろう。


 また、マザーズ指数は続落で陰線を残す形状が続いている。
本日は買い先行で始まると見られるものの、戻り待ちのショートも意識されやすいため、まずは5日線や、25日線などのテクニカルポイントをクリアしておきたところだ。
また、決算については修正の動きが連日増えている状況であり、イーレックス (TYO:9517)、塩水港精糖 (TYO:2112)、東テク (TYO:9960)、第一稀元素化学工業 (TYO:4082)辺りの市場反応が注目される。

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