[3日 ロイター] - 国際スケート連盟(ISU)は、2026年冬季五輪までにフィギュアスケートのシニア年齢制限を15歳から17歳に引き上げることを提案した。
来月タイで開かれる第58回総会の議題の1つとして、ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪までの今後3年間で段階的に年齢を引き上げることが検討される。
ISUのメディカル部門は提案の中で「未成年の選手に競技をさせることは年齢的に不適切と考えられる負荷やリスクを与える危険性が想定される。子どものフィジカル面のみならず、心理的、社会的な発達の面においても」と記している。
今回の提案は、今年の北京冬季五輪で当時15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)がドーピング問題のプレッシャーに押しつぶされて女子シングルで4位に終わったことを受けたもの。