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【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2022年3月期第決算(1/2)

発行済 2022-05-16 08:14
更新済 2022-05-16 08:15
&copy; Reuters.

© Reuters.

このコンテンツは、スパークス・グループ (TYO:8739)の2022年3月期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。
なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。
2本に分けたコンテンツの1本目です。



【冒頭ごあいさつ】

まず、2022年3月末の預かり資産残高は、2021年3月末に比べて1.3%増加して1兆5,557億円となりました。
今後、この預かり資産を2026年3月末までの4年間で2倍の3兆円に増加させることが当面の目標であります。


これまでに投資会社として作り上げてきた高収益かつ安定性を兼ね備えたハイブリッド型収益モデルをさらに強化してまいります。
スパークスの厚い人財力、投資力によって運用パフォーマンスの質を維持しながら、預かり資産3兆円の達成の実現を目指していきます。
必ず達成したいと思っています。


ハイブリッド型収益モデルにおいて成功報酬を計上できる戦略がロング・ショート戦略となります。
成功報酬が付帯する運用戦略の預かり資産を維持・増加することは、スパークスの強みであり、他社の追随を許さないスパークスのユニークさの土台をなすものです。
ロング・ショート戦略については、この場でもお話した当面の目標としていた1,000億円の残高まで、主に資金の流入で回復したことをご報告いたします。

ロング・ショート戦略は株式市場の変化によらず、安定的なリターンを投資家にお届けすることを念頭に、1997年から、日本の運用会社として初めて、スパークスが始めた戦略・ファンドであると自負しております。

20年以上にわたり、安定的かつ非常に高いリターンを継続的に実現してきており、世界の投資家からも高く評価されているスパークスらしさを象徴する投資の一つと思っています。

この戦略においては、闇雲に規模を追うのではなく、これまでどおり最高レベルの運用の質と成果を投資家にお届けするべく最善を尽くしてまいりたいと思います。


また、欧州などを中心に、いわゆるESG投資への需要が高まっている中、欧州の機関投資家を中心にESG投資への運用を受託しております。
この戦略の預かり資産は2021年3月末1,069億円であったものが2022年3月末で1,179億円に10%増加しております。
さらに大きな成長を期待できる戦略と思っており、スパークスの主要な戦略として今後の成長を目指し運用力を強化しております。

ESGの投資については、スパークスが創業以来その基本的な考え方を意識して運用してきたことの結果でもあり、非常に早い時期からESGに関する分析・勉強を積み重ねてきました。

現在、世界の投資家から日本のESG投資について興味をもってアプローチしていいただいており、スパークスがESG投資の先鞭(せんじん)を切って世界に発信していく土台ができたと考えております。
これまで日本における新しい投資戦略のパイオニアであったことを自負し、ESG投資においても世界に発信するスパークスでありたいと思っています。


アジア株式運用のOneAsia戦略では、世界を代表する、欧州の公的機関投資家から、韓国株を対象とした運用を2019年から受託し運用しております。
これにより韓国株式投資では、預かり資産を大きく増加させることができ、韓国子会社も単独で黒字化を達成しております。

世界を代表する投資家から認められることで、韓国株でも、スパークスのクオリティーの高い運用が、他の投資家に認められるきっかけになると思っております。

スパークスは日本の投資会社として、香港及び韓国に運用調査のチームを持つ世界でも大変ユニークな会社です。
ここから3年、5年を見据えて、スパークスのアジア投資を日本株投資と肩を並べる、もしくはそれ以上の預かり資産を運用するファンドに成長させることが私の目標であります。


再生可能エネルギーの戦略は、コロナのパンデミック以降、これまで大企業が主に自社のバランスシートで行ってきた再生可能エネルギー発電所への投資を見直す動きが続いております。
そうした発電所を売却し、流動化する動きが継続しています。
現在、事業会社を含めてそのような発電所を積極的に取得する動きがありマーケットは過熱ぎみであると考えています。
ついては、既に稼働している質の高い発電所に積極的に投資することを目指しながら常に投資家として適正な価格、適正なリターン、をベースに評価するというスパークスの強さをここでも活かしていきたいと思っています。

スパークスが既に投資・管理している日本全国30カ所以上の再生可能エネルギー発電所をネットワーク化して新たな価値を生んでいくことも含めて、再生可能エネルギー、気候変動といった時代の大きなテーマに投資会社として取り組んでいくことがこの戦略の大きなステップであり大きな可能性があることを株主の皆様に伝えたいと思います。
楽しみにしていただけるような大きな戦略にしていきたいと思います。


プライベートエクイティの戦略については、未来創生2号ファンドも順調に投資が進み、今期は3号ファンドを設立いたしました。

規模・質ともに日本で最大級のベンチャー投資の運用機関になることができたと思います。
未来創生ファンドが投資した企業が株式市場に上場することによるキャピタルゲインの一部が、成功報酬の形で安定的に収益に計上される局面に今後入っていきます。
株主の皆様にも近く具体的なお話ができるよう最善を尽くします。
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