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アイダエンジニアリング---22年3月期は増収、受注はEV関連を中心に大幅増加

発行済 2022-05-17 13:59
更新済 2022-05-17 14:15
© Reuters.
アイダエンジニアリング (TYO:6118)は16日、2022年3月期連結決算を発表した。
受注高は製造業の設備投資回復とEV関連需要に支えられ前期比48.7%増の783.57億円、受注残高は同40.5%増の551.44億円となった。
売上高はEV関連需要等により前期比7.5%増の624.66億円、利益面では、原材料費の高騰、物流混乱や部材不足による高付加価値案件の売上ズレ込み、研究開発費の増加等による粗利率低下等により、営業利益が同32.7%減の25.05億円、経常利益が同35.1%減の24.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益は中国拠点の減損処理等も加わり同31.9%減の8.96億円となった。


日本の売上高は前期比5.1%減の381.88億円、セグメント利益は同74.0%減の8.02億円となった。
中・小型プレス機械の売上は堅調に推移したものの、大型プレス機械の売上が減少した。


中国の売上高は前期比19.2%増の88.51億円、セグメント利益は7.41億円(前期は2.84億円の損失)となった。
中・小型プレス機械とサービスの売上が増加した。
利益面では増収や粗利率改善等により大幅な増益となった。


アジアの売上高は前期比6.0%増の76.46億円、セグメント利益は同10.6%増の7.45億円となった。
日・米・中のグループ会社向けプレス機械とサービスの売上が増加した。


米州の売上高は前期比32.7%増の138.69億円、セグメント利益は同47.6%減の2.69億円となった。
プレス機械とサービスの売上はともに増加した。
利益面では材料費や外注費の高騰、低粗利案件売上比率の一時的な増加等に伴う粗利率の低下や販管費の増加等により減益となった。


欧州の売上高は前期比32.1%増の126.58億円、セグメント利益は増収により黒字化し、1.10億円(前期は1.21億円の損失)となった。
プレス機械の売上が増加した。


2023年3月期通期の連結業績予想については、前年度の受注残高の増加により、売上高が前期比15.3%増の720.00億円、利益面ではサービス売上の増加やプレス製品ミックスの改善により、営業利益が同119.5%増の55.00億円、経常利益が同134.3%増の57.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同346.2%増の40.00億円を見込んでいる。



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