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原油先物切り返す、需給逼迫懸念が優勢に

発行済 2022-05-19 12:57
更新済 2022-05-19 13:00
© Reuters.  5月19日の原油先物は堅調。序盤の下げから切り返している。世界的な株安で景気減速が意識されたものの、原油需給逼迫への懸念が優勢となった。カザフスタンの石油ガス田で昨年1

[東京 19日 ロイター] - 19日の原油先物は堅調。序盤の下げから切り返している。世界的な株安で景気減速が意識されたものの、原油需給逼迫への懸念が優勢となった。

0220GMT(日本時間午前11時20分)時点で、北海ブレント先物7月限は0.97ドル(0.9%)高の1バレル=110.08ドル。序盤には1ドル以上下落していた。

© Reuters.  5月19日の原油先物は堅調。序盤の下げから切り返している。世界的な株安で景気減速が意識されたものの、原油需給逼迫への懸念が優勢となった。カザフスタンの石油ガス田で昨年11月撮影(2022年 ロイター/Pavel Mikheyev)

米WTI先物6月限は0.42ドル(0.4%)高の110.01ドル。2ドル以上の下落から回復した。7月限は0.56ドル(0.5%)高の107.60ドル。

双方とも18日は約2.5%下落した。

楽天証券のコモディティアナリスト、吉田哲氏は、原油市場は強気のトレンドを維持していると指摘。欧州連合(EU)によるロシア産原油禁輸が懸案となっており、世界の供給をさらに引き締めると予想されているためという。

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