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米、ウクライナに携帯型ミサイル「スティンガー」追加供給へ=関係筋

発行済 2022-05-28 01:20
更新済 2022-05-28 01:27
© Reuters. 米軍はウクライナに6億8700万ドル相当の地対空ミサイル「スティンガー」を供給するための契約に調印したと、関係筋が明らかにした。 写真はスティンガー。3月10日、エストニ

© Reuters. 米軍はウクライナに6億8700万ドル相当の地対空ミサイル「スティンガー」を供給するための契約に調印したと、関係筋が明らかにした。 写真はスティンガー。3月10日、エストニ

[ワシントン 27日 ロイター] - 米軍はウクライナに6億8700万ドル相当の地対空ミサイル「スティンガー」を供給するための契約に調印した。関係筋が27日、明らかにした。

スティンガーは携帯型の地対空ミサイルで、米防衛大手レイセオンが製造。米国は2月以降、ウクライナに約1400基を提供しており、侵攻するロシア軍に対する防衛に大きな役割を果たしている。

© Reuters. 米軍はウクライナに6億8700万ドル相当の地対空ミサイル「スティンガー」を供給するための契約に調印したと、関係筋が明らかにした。 写真はスティンガー。3月10日、エストニアで撮影(2022 年 ロイター/Ints Kalnins)

ロイターが入手した文書によると、25日に1468基のスティンガーを提供する契約が調印された。期限は示されていないが、全てが提供されるまでに最大2年6カ月かかる可能性があるという。

この件に関して国防総省、およびレイセオンからコメントは得られていない。

国防総省によると、スティンガーの製造ラインは2020年12月に稼働停止。その後、21年7月にレイセオンはスティンガー製造を受注したが、米軍によると主に外国政府との契約だった。スティンガーを生産する施設はアリゾナ州1カ所にしかなく、稼働率は低いという。

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