[ワシントン 27日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)が、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による米ツイッターの株式取得を巡る調査に乗り出したことが分かった。SECがマスク氏に送った書簡を公開した。
SECはマスク氏に対し、ツイッター株の大量保有報告を期限である10日以内に行わなかった理由や、同氏が言論の自由に関するツイッターの方針を公然と批判していたにも関わらず、当初報告時には経営方針に影響を及ぼすことを意図するアクティビスト投資家向けの「13D」と呼ばれる様式を用いなかったのかについて説明を求めている。
マスク氏は当初の報告時点ではパッシブ投資家など向けに記載内容が簡素化された「13G」様式を使用しており、その後修正申告した。