[リマ 9日 ロイター] - ペルーの先住民グループは9日、世界最大級の銅鉱ラスバンバスでの抗議活動を一時停止することで合意した。
ラスバンバス鉱山は中国資源大手のMMG(五鉱資源)が運営。先住民らが地元への利益配分を要求して抗議活動を展開し、操業が50日以上、停止状態になっていた。
9日午後に署名された会合議事録によると、抗議活動を30日停止し、その間に先住民と鉱山側が交渉する。
鉱山は直ちに生産再開を目指す。ただ経営陣は、操業停止が長く続いたことからフル稼働に戻すには数日かかるとみている。
ラスバンバス鉱山はペルーの国内総生産(GDP)の1%に相当する。