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中国企業3社がスイス・ロンドン上場を計画、株相互取引拡充が背景

発行済 2022-06-29 19:51
更新済 2022-06-29 19:54
© Reuters. 中国の半導体メーカーなど3社が海外市場でグローバル預託証券(GDR)を発行する計画を29日明らかにした。ロンドン証取、2017年撮影。(2022年 ロイター/Neil Hall/File Photo

© Reuters. 中国の半導体メーカーなど3社が海外市場でグローバル預託証券(GDR)を発行する計画を29日明らかにした。ロンドン証取、2017年撮影。(2022年 ロイター/Neil Hall/File Photo

[上海 29日 ロイター] - 中国の半導体メーカーなど3社が海外市場でグローバル預託証券(GDR)を発行する計画を29日明らかにした。海外展開に向けて資金調達ルートを拡充する。

3社はウィル・セミコンダクター上海(上海韋爾半導体)、イーストロック・ビバレッジ(東鵬飲料)、サンウォーダ・エレクトロニック(欣旺達電)。

ウィル・セミコンダクターとイーストロックは上海取引所への文書で、スイス証券取引所への上場を計画していると明らかにした。

© Reuters. 中国の半導体メーカーなど3社が海外市場でグローバル預託証券(GDR)を発行する計画を29日明らかにした。ロンドン証取、2017年撮影。(2022年 ロイター/Neil Hall/File Photo)

サンウォーダは、スイスかロンドンに上場する計画を取締役会が承認したと発表した。

中国は昨年12月、上海とロンドンの株式相互取引制度(ストックコネクト)を拡大し、ドイツとスイスを含める計画を発表した。

ウィル・セミコンダクターとイーストロックは、欧州との資本市場のつながり強化という政府の要請に応えるとし、海外上場は資金調達の選択肢の拡大やコーポレートガバナンス(企業統治)の向上につながると説明。資金調達計画は現在検討中だとしている。

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