[6日 ロイター] - 英競争当局の競争・市場庁(CMA)は6日、米マイクロソフトによるゲーム大手、アクティビジョン・ブリザード買収計画に関する調査を開始したと発表した。
同買収が英国内の競争減退につながるかどうかについて、9月1日までに第1段階の決定を下す。
マイクロソフトのリサ・タンジ副社長兼法務顧問は電子メールでロイターに対し、当局に協力する明確な立場だと表明し「徹底した審査によって幅広い信頼を得た上で買収が実現できるようになり、競争にもプラスになる」とコメントした。
マイクロソフトは今年1月に「コール・オブ・デューティー」など人気タイトルを持つアクティビジョンを687億ドルで買収すると発表。リフィニティブのデータによると、全額現金による買収としては史上最大の案件となる。
CMAは第1段階の調査を経て買収を承認するか、より詳細な第2段階の審査に移行することになる。