(27日配信記事で、英文の訂正により、2段落目のコモンウェルス銀行の目標を「30年までに排出量を半減させる」から「30年までに一般炭や発電所へのエクスポージャーを段階的になくす」に訂正しました)
[27日 ロイター] - 豪銀大手ウエストパック銀行は27日、石炭および石油ガス業界向け融資を2030年までに約25%減らす計画を発表した。温室効果ガス排出削減の取り組みを推進する。
競合するナショナルオーストラリア銀行(NAB)は石油ガス業界への融資に24億ドルの上限を設け、コモンウェルス銀行(CBA)は30年までに一般炭や発電所へのエクスポージャーを段階的になくす(訂正) 方針を19年に打ち出している。
ウエストパックは石油ガスの探査、採取あるいは掘削を行う融資先企業を絞り、事業者自らの直接排出を指す「スコープ1」、間接排出を指す「スコープ2」、事業活動に関連する他社の排出を指す「スコープ3」を合わせた絶対量を30年までに23%削減する。
また、同年までに売上高の5%以上を一般炭の生産から直接得ている企業との取引を停止する。
ウエストパック、NAB、CBAは投融資ポートフォリオの脱炭素を目指す国際イニシアチブ「ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス」(NZBA)に加盟している。
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CORRECTED-UPDATE 2-Australia's Westpac to slash lending to coal, oil companies by 2030 (July 27)
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