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サスメド---22年6月期は大幅な増収、DTxプロダクト事業の不眠障害治療用アプリで主要評価項目を達成

発行済 2022-08-15 10:50
更新済 2022-08-15 11:00
© Reuters.
サスメド (TYO:4263)は12日、2022年6月期決算を発表した。
事業収益が前期比174.4%増の3.16億円、営業損失が2.29億円(前期は3.33億円の損失)、経常損失が2.17億円(同2.71億円の損失)、当期純損失が2.33億円(同2.77億円の損失)となった。


DTxプロダクト事業の事業収益は2.00億円、セグメント利益は0.11億円となった。
治療用アプリ開発では、不眠障害治療用アプリの検証的試験を終了し、本臨床試験において主要評価項目を達成した。
現在本アプリの薬事承認申請を行っている。
また複数の医療機関と共同研究を行い、次のパイプラインの獲得を目指している。
医療機器承認を取得し、販売段階にあるプロダクトはまだないが、塩野義製薬 (TYO:4507)との不眠障害治療用アプリに関する販売提携契約の締結によって、契約締結一時金2.00億円が事業収益として計上された。


DTxプラットフォーム事業の事業収益は1.16億円、セグメント利益は0.57億円となった。
臨床試験システムの提供に関しては、AMEDのプロジェクトに採択されていた東京医科歯科大学との臨床研究成果に関する報告の準備を行なっているほか、国立大学法人東北大学と共同研究契約を締結した。
また、2022年6月には、アキュリスファーマとの間で、企業治験の実施に関する業務委託契約を締結したが、収益への貢献はまだ限定的になっている。
なお、機械学習自動分析システムの提供並びにDTx開発の支援に関する活動は、前期からの継続利用に支えられ、収益は安定的に推移している。


2023年6月期通期の業績予想については、事業収益は前期比64.9%増の5.22億円、営業損失は4.42億円、経常損失は4.42億円、当期純損失は4.54億円を見込んでいる。



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