[東京 16日 ロイター] - 16日の株式市場で、ソフトバンクグループが後場、一時2%超安となった。アクティビスト(物言う投資家)として知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが同社の保有株式をほぼ全て売却したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日、関係筋の話として報じ、嫌気されている。
市場では「先週の決算発表後に株価が大きく下落した後、戻り基調だったところにタイミング悪く悪材料が出てしまった」(国内証券)との声が聞かれた。ただ、同社株は下げ渋っていることから、「売りは一時的なものにとどまるのではないか」(同)という。