[ワシントン 18日 ロイター] - 米ホワイトハウスは18日、デンマークのバイオ医薬品ババリアン・ノルディック製のサル痘予防ワクチン180万回分を追加供給する方針を発表した。17日時点で国内49州で確認された感染者が1万3500人を超える中、ワクチン接種の加速を目指す。
週明け22日から同ワクチンの発注が可能になるという。
ホワイトハウスのサル痘対策調整官を務めるボブ・フェントン氏によると、高リスクコミュニティ向けの新たな接種プログラムを展開する計画で、州保健当局などは戦略国家備蓄から確保された5万回分のワクチンを利用できるという。
また、検査で陽性が判明した感染者向けには米シガ・テクノロジーズ製の抗ウイルス薬「ティーポックス(Tpoxx)」5万コース分を用意し、州・地方保健当局は来週から発注が可能になるという。
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