40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

日経平均は小幅続落、高値警戒が重し 週末の見送りムードも

発行済 2022-08-19 15:31
更新済 2022-08-19 15:36
© Reuters.  8月19日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比11円81銭安の2万8930円33銭と、小幅に続落した。写真は2020年10月、東証で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-H

© Reuters.  8月19日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比11円81銭安の2万8930円33銭と、小幅に続落した。写真は2020年10月、東証で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-H

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比11円81銭安の2万8930円33銭と、小幅に続落した。前日の米株高を好感する形で買いが先行したが、高値警戒感が上値を抑えて伸び悩んだ。週末でもあり、午後にかけて見送りムードが強まった。

日経平均は買いが先行し、反発して始まった。一時前営業日比208円66銭高の2万9150円80銭に上昇した。ただ、買い一巡後は、利益確定売りが上値を抑えた。徐々に上げ幅を削り、マイナスに沈む場面もあった。時間外取引の米株先物が軟調に推移する中で伸び悩み、午後には、前日終値を挟んだ一進一退となった。

値がさの半導体関連株がしっかりだった。米国市場でシスコシステムズの好決算に次いで、引け後に発表されたアプライド・マテリアルズの決算が好感されて時間外取引で買われた流れが、日本株にも波及した。

為替が円安となる中で輸出関連株が物色されたほか、原油先物の底堅い動きを受けて鉱業や石油・石炭製品も買われた。一方、指数寄与度の大きいファーストリテイリングは、利益確定売りが優勢となって下落し、指数の重しになった。 市場では「高値警戒感はあるが、バリュエーションは高過ぎるとは言えず売りにくさもある」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声が聞かれた。一方、一段高となるには材料が必要だという。

カンザスシティー地区連銀が25─27日にワイオミング州ジャクソンホールで開催する毎年恒例の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)への関心が高まっている。「ジャクソンホール会議を前に(株価は)もたつきそうだが、無難に通過すれば改めて高値をにらむ動きもあり得る」(林氏)との見方も出ていた。

TOPIXは0.2%高の1994.52ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.2%高の1026.32ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は2兆3963億5500万円だった。

東証33業種では、値上がりは石油・石炭製品や鉱業、パルプ・紙など24業種で、値下がりは医薬品やサービス業、その他製品など9業種だった。 主力株では、ソニーグループが大幅高だったほか、日立製作所が年初来高値を更新するなど堅調な銘柄が目立った。東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株もしっかり。一方、任天堂や第一三共はさえなかった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1077銘柄(58%)、値下がりは650銘柄(35%)、変わらずは111銘柄(6%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28930.33 -11.81 29095.71 28,913.05─2

9,150.80

TOPIX 1994.52 +4.02 2000.08 1,990.84─2,

003.09

プライム指数 1026.32 +2.07 1029.23 1,024.44─1,

030.63

スタンダード指数 1013.05 +1.27 1012.87 1,012.78─1,

015.14

グロース指数 951.69 -8.61 960.94 951.54─968.

© Reuters.  8月19日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比11円81銭安の2万8930円33銭と、小幅に続落した。写真は2020年10月、東証で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

42

東証出来高(万株) 102240 東証売買代金(億円 23963.55

)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます