40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

日経平均は3日続落、朝安の後は下げ渋る展開

発行済 2022-08-22 15:25
更新済 2022-08-22 15:30
© Reuters.

© Reuters.

日経平均は3日続落。
先週末19日の米株式市場でNYダウは反落。
連邦準備制度理事会
(FRB)高官のタカ派発言を受け、大幅利上げへの警戒感が再燃し売りが先行した。
また、長期金利の上昇でハイテク株が売られ相場の重しとなり、終日軟調に推移した。

ナスダック総合指数も2%を超す下落となった。
米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均は276.26円安からスタート。
朝方は今日の安値圏で推移したが、下値を売り急ぐ動きはなく、また、朝方軟調だったダウ平均先物や、下落して始まった香港や上海の中国株が底堅い動きとなったこともあり、日経平均は午前の中頃からは下げ幅を縮めた。
後場はやや様子見ムードが広がったが日経平均は概ね底堅く推移した。


大引けの日経平均は前日比135.83円安の28794.50円となった。
東証プライムの売買高は9億2087万株、売買代金は2兆1255億円だった。
セクターでは電気機器、非鉄金属、証券商品先物などが下落。
一方、鉱業、石油石炭製品、医薬品が上昇した。
東証プライムの値下がり銘柄は全体の52%、対して値上がり銘柄は43%となった。


個別では、東エレク (TYO:8035)やアドバンテスト (TYO:6857)、信越化 (TYO:4063)などの半導体関連株が総じて軟調。
オークマ (TYO:6103)やツガミ (TYO:6101)などの機械株、昭和電工 (TYO:4004)やクレハ (TYO:4023)などの化学株なども下落するものが多かった。
売買代金上位では、ファナック (TYO:6954)、キーエンス (TYO:6861)、メルカリ (TYO:4385)、リクルートHD (TYO:6098)、レノバ (TYO:9519)、ダイキン (TYO:6367)、資生堂 (TYO:4911)が大幅に下落。
ソフトバンクG (TYO:9984)、ソニーG (TYO:6758)なども冴えなかった。
また、先週末の米市場でボーイングが3%台の下落となったことから大阪チタ (TYO:5726)など関連株が下げ、エンジン不正問題が大型トラックなどから小型トラックにも広がると報じられた日野自動車 (TYO:7205)も売られた。


一方、第一三共 (TYO:4568)やアステラス薬 (TYO:4503)、塩野義薬 (TYO:4507)など薬品株が総じて堅調。
三菱商 (TYO:8058)や三井物 (TYO:8031)などの商社株、大成建 (TYO:1801)や清水建 (TYO:1803)など建設株の一角も上げた。
また、ウォーレン・バフェット氏による米石油・ガス大手株の取得観測報道を受けINPEX (TYO:1605)、出光興産 (TYO:5019)、ENEOS (TYO:5020)など石油・ガス関連株が物色された。
このほか、デジタル教科書関連でチエル (TYO:3933)が上げ、「ハウステンボス」の売却で最終調整に入ったと報じられたH.I.S. (TYO:9603)は財務基盤の安定期待から買い優勢の展開となった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます