15日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり130銘柄、値下がり83銘柄、変わらず12銘柄となった。
日経平均は反発。
127.58円高の27946.20円（出来高概算4億6074万株）で前場の取引を終えている。
14日の米株式市場でダウ平均は30.12ドル高（+0.09％）と小幅反発。
前の日の急落の反動で買い戻しが先行したほか、8月卸売物価指数（PPI）に若干の改善が見られたことも寄与。
ただ、金融引き締め懸念がくすぶるなか長期金利が高止まりしていたことで後半は一時下落に転じる場面も。
引けにかけて金利上昇が一段落するとハイテク株の買いが相場を支え、主要株価指数は結局プラス圏を回復して終了した。
ナスダック総合指数も+0.74％と反発。
日経平均は55.34円高からスタートするも自律反発の買いも乏しく、一時は下落に転じるなど前日終値を挟んだもみ合いが続いた。
ただ、引けにかけては時間外取引のダウ平均先物の強含みを支援要因にやや上げ幅を広げる展開となった。
個別では、前日に急落した東エレク (TYO:8035)、ソニーG (TYO:6758)、日本電産 (TYO:6594)などが反発。
武田薬 (TYO:4502)、味の素 (TYO:2802)などディフェンシブ銘柄は堅調。
神戸物産 (TYO:3038)は目標株価引き上げも手伝い大幅高。
原油市況の上昇や米長期金利の高止まりからINPEX (TYO:1605)、東京海上 (TYO:8766)なども買い優勢。
10月をめどに個人旅行客の受入やビザなしでの短期滞在、1日当たり入国者数上限の撤廃などが認められる方向との報道を受けてインバウンド関連が連日で軒並み高となっており、JAL (TYO:9201)、JR東 (TYO:9020)、西武HD (TYO:9024)、資生堂 (TYO:4911)、マツキヨココ (TYO:3088)、パンパシHD (TYO:7532)などが上昇。
今期見通しが評価されたラクスル (TYO:4384)はストップ高まで買い進まれた。
決算が悪材料出尽くしに繋がったエニグモ (TYO:3665)も急伸して東証プライム市場の上昇率上位にランクイン。
決算が好感されたパーク24 (TYO:4666)、ギフトHD (TYO:9279)、業績予想を上方修正したラクス (TYO:3923)なども大幅高。
ほか、SBI (TYO:8473)子会社によるTOB（株式公開買い付け）が判明したアルヒ (TYO:7198)、東急 (TYO:9005)による完全子会社化が発表された東急レク (TYO:9631)がストップ高買い気配となっている。
一方、前日の米株式市場で素材セクターが大きく下落していたこともあり、日本製鉄 (TYO:5401)、JFE (TYO:5411)、神戸製鋼所 (TYO:5406)など鉄鋼株が軒並み下落。
大和工業 (TYO:5444)は大幅安となっている。
大阪チタ (TYO:5726)、東邦チタニウム (TYO:5727)は利食い売りが優勢。
中国が医療機器市場で外国製品の締め出しに動いているとの報道でシスメックス (TYO:6869)、テルモ (TYO:4543)、オリンパス (TYO:7733)が下落。
KADOKAWA (TYO:9468)は東京五輪の汚職を巡る一件で会長の逮捕がネガティブ視されて大幅下落。
ほか、SMC (TYO:6273)、IHI (TYO:7013)などの機械株が軟調。
セクターではその他製品、陸運、空運が上昇率上位に並んだ一方、鉄鋼、パルプ・紙、非鉄金属が下落率上位となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体56％、対して値下がり銘柄は38％となっている。
値上がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約23円押し上げた。
同2位はファーストリテ (TYO:9983)となり、ソフトバンクG (TYO:9984)、ダイキン (TYO:6367)、エムスリー (TYO:2413)、リクルートHD (TYO:6098)、任天堂 (TYO:7974)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはテルモ (TYO:4543)となり1銘柄で日経平均を約6円押し下げた。
同2位はオリンパス (TYO:7733)となり、日東電 (TYO:6988)、キッコーマン (TYO:2801)、電通グループ (TYO:4324)、三菱倉 (TYO:9301)、7＆iHD (TYO:3382)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27946.20(+127.58)
値上がり銘柄数 130(寄与度+162.38)
値下がり銘柄数 83(寄与度-34.80)
変わらず銘柄数 12
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 42940 660 +23.19
(TYO:9983) ファーストリテ 82360 510 +17.92
(TYO:9984) ソフトバンクG 5475 70 +14.76
(TYO:6367) ダイキン工 24410 215 +7.56
(TYO:2413) エムスリー 4579 82 +6.92
(TYO:6098) リクルートHD 4535 65 +6.85
(TYO:7974) 任天堂 63290 1930 +6.78
(TYO:6758) ソニーG 10535 160 +5.62
(TYO:9613) NTTデータ 1990 30 +5.27
(TYO:4911) 資生堂 5146 118 +4.15
(TYO:7832) バンナムHD 10125 95 +3.34
(TYO:4519) 中外薬 3589 27 +2.85
(TYO:7269) スズキ 4957 71 +2.50
(TYO:8830) 住友不 3535 65 +2.28
(TYO:6954) ファナック 21990 60 +2.11
(TYO:9433) KDDI 4317 9 +1.90
(TYO:4568) 第一三共 4272 18 +1.90
(TYO:7751) キヤノン 3319 35 +1.85
(TYO:8766) 東京海上 7754 105 +1.85
(TYO:4452) 花王 6077 46 +1.62
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:4543) テルモ 4435 -45 -6.33
(TYO:7733) オリンパス 3033 -27 -3.80
(TYO:6988) 日東電 9020 -70 -2.46
(TYO:2801) キッコマン 8380 -50 -1.76
(TYO:4324) 電通グループ 4295 -40 -1.41
(TYO:9301) 三菱倉 3565 -60 -1.05
(TYO:3382) 7＆iHD 5906 -29 -1.02
(TYO:2002) 日清粉G 1459 -28 -0.98
(TYO:9735) セコム 8447 -26 -0.91
(TYO:3659) ネクソン 2664 -13 -0.91
(TYO:7267) ホンダ 3586 -12 -0.84
(TYO:8058) 三菱商事 4395 -20 -0.70
(TYO:8591) オリックス 2272 -20 -0.70
(TYO:6301) コマツ 2843.5 -18 -0.63
(TYO:5803) フジクラ 967 -17 -0.60
(TYO:5101) 浜ゴム 2297 -31 -0.54
(TYO:6326) クボタ 2161 -13 -0.46
(TYO:2871) ニチレイ 2378 -26 -0.46
(TYO:4042) 東ソー 1760 -22 -0.39
(TYO:5802) 住友電工 1603.5 -10.5 -0.37
日経平均は反発。
127.58円高の27946.20円（出来高概算4億6074万株）で前場の取引を終えている。
14日の米株式市場でダウ平均は30.12ドル高（+0.09％）と小幅反発。
前の日の急落の反動で買い戻しが先行したほか、8月卸売物価指数（PPI）に若干の改善が見られたことも寄与。
ただ、金融引き締め懸念がくすぶるなか長期金利が高止まりしていたことで後半は一時下落に転じる場面も。
引けにかけて金利上昇が一段落するとハイテク株の買いが相場を支え、主要株価指数は結局プラス圏を回復して終了した。
ナスダック総合指数も+0.74％と反発。
日経平均は55.34円高からスタートするも自律反発の買いも乏しく、一時は下落に転じるなど前日終値を挟んだもみ合いが続いた。
ただ、引けにかけては時間外取引のダウ平均先物の強含みを支援要因にやや上げ幅を広げる展開となった。
個別では、前日に急落した東エレク (TYO:8035)、ソニーG (TYO:6758)、日本電産 (TYO:6594)などが反発。
武田薬 (TYO:4502)、味の素 (TYO:2802)などディフェンシブ銘柄は堅調。
神戸物産 (TYO:3038)は目標株価引き上げも手伝い大幅高。
原油市況の上昇や米長期金利の高止まりからINPEX (TYO:1605)、東京海上 (TYO:8766)なども買い優勢。
10月をめどに個人旅行客の受入やビザなしでの短期滞在、1日当たり入国者数上限の撤廃などが認められる方向との報道を受けてインバウンド関連が連日で軒並み高となっており、JAL (TYO:9201)、JR東 (TYO:9020)、西武HD (TYO:9024)、資生堂 (TYO:4911)、マツキヨココ (TYO:3088)、パンパシHD (TYO:7532)などが上昇。
今期見通しが評価されたラクスル (TYO:4384)はストップ高まで買い進まれた。
決算が悪材料出尽くしに繋がったエニグモ (TYO:3665)も急伸して東証プライム市場の上昇率上位にランクイン。
決算が好感されたパーク24 (TYO:4666)、ギフトHD (TYO:9279)、業績予想を上方修正したラクス (TYO:3923)なども大幅高。
ほか、SBI (TYO:8473)子会社によるTOB（株式公開買い付け）が判明したアルヒ (TYO:7198)、東急 (TYO:9005)による完全子会社化が発表された東急レク (TYO:9631)がストップ高買い気配となっている。
一方、前日の米株式市場で素材セクターが大きく下落していたこともあり、日本製鉄 (TYO:5401)、JFE (TYO:5411)、神戸製鋼所 (TYO:5406)など鉄鋼株が軒並み下落。
大和工業 (TYO:5444)は大幅安となっている。
大阪チタ (TYO:5726)、東邦チタニウム (TYO:5727)は利食い売りが優勢。
中国が医療機器市場で外国製品の締め出しに動いているとの報道でシスメックス (TYO:6869)、テルモ (TYO:4543)、オリンパス (TYO:7733)が下落。
KADOKAWA (TYO:9468)は東京五輪の汚職を巡る一件で会長の逮捕がネガティブ視されて大幅下落。
ほか、SMC (TYO:6273)、IHI (TYO:7013)などの機械株が軟調。
セクターではその他製品、陸運、空運が上昇率上位に並んだ一方、鉄鋼、パルプ・紙、非鉄金属が下落率上位となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体56％、対して値下がり銘柄は38％となっている。
値上がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約23円押し上げた。
同2位はファーストリテ (TYO:9983)となり、ソフトバンクG (TYO:9984)、ダイキン (TYO:6367)、エムスリー (TYO:2413)、リクルートHD (TYO:6098)、任天堂 (TYO:7974)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはテルモ (TYO:4543)となり1銘柄で日経平均を約6円押し下げた。
同2位はオリンパス (TYO:7733)となり、日東電 (TYO:6988)、キッコーマン (TYO:2801)、電通グループ (TYO:4324)、三菱倉 (TYO:9301)、7＆iHD (TYO:3382)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27946.20(+127.58)
値上がり銘柄数 130(寄与度+162.38)
値下がり銘柄数 83(寄与度-34.80)
変わらず銘柄数 12
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 42940 660 +23.19
(TYO:9983) ファーストリテ 82360 510 +17.92
(TYO:9984) ソフトバンクG 5475 70 +14.76
(TYO:6367) ダイキン工 24410 215 +7.56
(TYO:2413) エムスリー 4579 82 +6.92
(TYO:6098) リクルートHD 4535 65 +6.85
(TYO:7974) 任天堂 63290 1930 +6.78
(TYO:6758) ソニーG 10535 160 +5.62
(TYO:9613) NTTデータ 1990 30 +5.27
(TYO:4911) 資生堂 5146 118 +4.15
(TYO:7832) バンナムHD 10125 95 +3.34
(TYO:4519) 中外薬 3589 27 +2.85
(TYO:7269) スズキ 4957 71 +2.50
(TYO:8830) 住友不 3535 65 +2.28
(TYO:6954) ファナック 21990 60 +2.11
(TYO:9433) KDDI 4317 9 +1.90
(TYO:4568) 第一三共 4272 18 +1.90
(TYO:7751) キヤノン 3319 35 +1.85
(TYO:8766) 東京海上 7754 105 +1.85
(TYO:4452) 花王 6077 46 +1.62
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:4543) テルモ 4435 -45 -6.33
(TYO:7733) オリンパス 3033 -27 -3.80
(TYO:6988) 日東電 9020 -70 -2.46
(TYO:2801) キッコマン 8380 -50 -1.76
(TYO:4324) 電通グループ 4295 -40 -1.41
(TYO:9301) 三菱倉 3565 -60 -1.05
(TYO:3382) 7＆iHD 5906 -29 -1.02
(TYO:2002) 日清粉G 1459 -28 -0.98
(TYO:9735) セコム 8447 -26 -0.91
(TYO:3659) ネクソン 2664 -13 -0.91
(TYO:7267) ホンダ 3586 -12 -0.84
(TYO:8058) 三菱商事 4395 -20 -0.70
(TYO:8591) オリックス 2272 -20 -0.70
(TYO:6301) コマツ 2843.5 -18 -0.63
(TYO:5803) フジクラ 967 -17 -0.60
(TYO:5101) 浜ゴム 2297 -31 -0.54
(TYO:6326) クボタ 2161 -13 -0.46
(TYO:2871) ニチレイ 2378 -26 -0.46
(TYO:4042) 東ソー 1760 -22 -0.39
(TYO:5802) 住友電工 1603.5 -10.5 -0.37