■株主還元策
スカラ (TYO:4845)は株主還元策として、財務体質の強化と今後の事業展開を図るために必要な内部留保を確保しつつ、安定的、継続的な配当を実施していくことを基本方針とし、増配の継続を目指している。
2022年6月期は損失を計上したものの、過去の投資利益の還元と今後の成長を鑑み、前期比2.0円増の1株当たり36.0円の配当を実施し、13期連続の増配となった。
2023年6月期も同1.0円増の37.0円(配当性向96.0%)を予定している。
なお、中期的には、増配を継続しつつ配当性向50%以下の水準になるよう、利益を拡大していく方針だ。
また、資本効率の向上や経営環境に応じた柔軟な資本政策を遂行するため、自己株式の取得を実施しており、2022年5月から8月にかけて40万株(発行済株式総数(自己株式除く)の2.26%)を約300百万円で取得した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
スカラ (TYO:4845)は株主還元策として、財務体質の強化と今後の事業展開を図るために必要な内部留保を確保しつつ、安定的、継続的な配当を実施していくことを基本方針とし、増配の継続を目指している。
2022年6月期は損失を計上したものの、過去の投資利益の還元と今後の成長を鑑み、前期比2.0円増の1株当たり36.0円の配当を実施し、13期連続の増配となった。
2023年6月期も同1.0円増の37.0円(配当性向96.0%)を予定している。
なお、中期的には、増配を継続しつつ配当性向50%以下の水準になるよう、利益を拡大していく方針だ。
また、資本効率の向上や経営環境に応じた柔軟な資本政策を遂行するため、自己株式の取得を実施しており、2022年5月から8月にかけて40万株(発行済株式総数(自己株式除く)の2.26%)を約300百万円で取得した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)