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【株式市場】日経平均は4日ぶりに反発し140円高、「全国旅行割」関連株など材料株が高い

発行済 2022-09-27 17:24
更新済 2022-09-27 17:35
© Reuters.  【株式市場】日経平均は4日ぶりに反発し140円高、「全国旅行割」関連株など材料株が高い

◆日経平均は2万6571円87銭(140円32銭高)、TOPIXは1873.01ポイント(8.73ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億4557万株

 9月27日(火)後場の東京株式市場は、「全国旅行割」の10月中旬開始などが材料視されてJR東海<9022>(東証プライム)やANAホールディングス<9202>(東証プライム)などが一段と強含み、若年層への資産移転を柔軟にする贈与・相続税制の見直しや米金利上昇を受け三井住友FG<8316>(東証プライム)なども堅調に推移。新製品好調でプロ野球の話題性もあるヤクルト本社<2267>(東証プライム)、業界トップブランドのキユーピー<2809>(東証プライム)なども高い。日経平均は163円高で始まり、終盤まで2万6600円(約170円高)弱の水準で小動きを続けたが4日ぶりの反発となった。

 後場は、業績予想を増額修正したハピネット<7552>(東証プライム)が一段と上げ、シルバーライフ<9262>(東証プライム)は7月決算と今期予想への評価が再燃とされ一段高。ナカボーテック<1787>(東証スタンダード)は業績予想の増が鵜など好感され大引けまで終日ほぼストップ高。トレイダーズHD<8704>(東証スタンダード)は外為事業が活況とされて続伸。ハイブリッドテクノロジーズ<4260>(東証グロース)はベトナムの国家サイバーセキュリティセンターとの協力協定など好感されストップ高を継続。ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(JーTEC)<7774>(東証グロース)は帝人、三井不、国立がん研究センターとの「再生医療プラットフォーム」を構築との後場寄り後の発表を受け一時急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は11億4557万株(前引けは5億3837万株)、売買代金は2兆6737億円(同1兆2507億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1093(前引けは1489)銘柄、値下がり銘柄数は636(同273)銘柄。

 東証33業種別指数は25業種(前引けは31業種)が上げ、値上がり率上位は、その他製品、食料品、サービス、非鉄金属、空運、小売り、輸送用機器、科学、水産農林、ゴム製品、ガラス土石、卸売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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