[ウィーン 4日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は4日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所のムラショフ所長が、拘束から解放された後も復職しないことを明らかにした。
IAEAは声明で「ムラショフ氏は現在、ウクライナの支配地域に家族とともにおり、同原発での職務を継続することはないと理解している。後任はまだ決まっていない」とした。
ウクライナによると、ムラショフ所長は先月30日にロシア側に拘束された。IAEAのグロッシ事務局長は3日、ムラショフ所長が解放されたと明らかにしていた。