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日経平均は5日ぶり大幅反発。
13日の米株式市場でダウ平均は827.87ドル高と大幅反発。
9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、金融引き締め懸念が強まり大幅安で始まったが、コアCPIのピークアウト感が広がり長期金利が低下に転じたほか、ドル高も一段落したため買い戻しが加速して大きく上昇に転じた。
ナスダック総合指数も+2.22%と大幅反発。
米国株高を受けて日経平均は361.9円高からスタート。
ダウ平均先物が堅調な中、寄り付きから買い戻しが先行。
上海総合指数や香港ハンセン指数も大幅に上昇するなか、断続的な買い戻しが入り、前引けまでは一本調子で上げ幅を広げる展開となった。
ただ、一日で一時900円超の上昇となったことで、短期的な過熱感も強まり、午後は騰勢一服。
買い戻しと戻り待ちの売りが交錯する中、午後の日経平均は横ばいが続いた。
大引けの日経平均は前日比853.34円高の27090.76円となった。
東証プライム市場の売買高は13億1931万株、売買代金は3兆2061億円だった。
セクターでは精密機器、医薬品、その他金融を筆頭に全面高となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の95%、対して値下がり銘柄は3%だった。
個別では、ソフトバンクG (TYO:)、東エレク (TYO:)、ソニーG (TYO:)、村田製 (TYO:)の主力ハイテク株のほか、リクルートHD (TYO:)、エムスリー (TYO:)、マネフォ (TYO:)
のグロース株が大幅高。
伊藤忠 (TYO:)、丸紅 (TYO:)の商社株、川崎汽船 (TYO:)を筆頭とした海運なども高い。
ほか、HOYA (TYO:)、エーザイ (TYO:)、第一三共 (TYO:)、日立製 (TYO:)、TDK (TYO:)、オリンパス (TYO:)、NTTデータ (TYO:)、三菱自動車 (TYO:)、大阪チタ (TYO:)の上昇率が特に大きい。
東名 (TYO:)、いちご (TYO:)、メディアドゥ (TYO:)は決算を受けて急伸。
グッドコムアセット (TYO:)は増配を発表してこちらも急伸。
ファーストリテ (TYO:)は今期見通し等が好感されて大幅高となり、日経平均をけん引。
良品計画 (TYO:)も前期上振れ着地などが好材料視された。
竹内製作所 (TYO:)は業績上方修正で買われた。
一方、業績予想を下方修正した大黒天物産 (TYO:)が急落。
ビーウィズ (TYO:)、ホギメディカル (TYO:)、SFoods (TYO:)は決算を材料に大きく売られた。
東証スタンダード市場では、今期見通しが好感されたウエストHD (TYO:)が急伸した。
ほか、フェローテクHD (TYO:)、新生銀行 (TYO:)、出前館 (TYO:)、コメ兵 (TYO:)、東映アニメ (TYO:)、湖北工業 (TYO:)、千代田化建 (TYO:)などが大きく買われた。
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