40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

日経平均は3日ぶり反落、米金利上昇嫌気も中国コロナ規制緩和報道で下げ渋る

発行済 2022-10-20 15:51
更新済 2022-10-20 16:00
© Reuters.

© Reuters.

日経平均は3日ぶり反落。
19日の米株式市場でダウ平均は99.99ドル安と反落。
企業決算を好感した買いが先行したが、米10年債利回りが4.14%と2008年7月ぶりの高水準にまで上昇したことが嫌気されて下落に転じた。
ナスダック総合指数も−0.85%と反落。
日経平均は275.63円安と27000円を割り込んでスタート。
ナスダック100先物が下げ幅を広げていたことに加え、香港ハンセン指数も大幅安となっていたことで、午前は下げ幅を広げる動きが続いた。
しかし、後場の寄り付き直後に26872.45円(384.93円安)とこの日の高値を付けてからは下げ渋ると、その後、中国当局が新型コロナ対策として実施している入国者の隔離期間の短縮を討議と伝わると、ムードが一変して買い戻しが強まり、午後中ごろには27092.55円(164.83円安)まで回復した。


 大引けの日経平均は前日比250.42円安の27006.96円となった。
東証プライム市場の売買高は10億4453万株、売買代金は2兆5453億円だった。
セクターでは精密機器、ガラス・土石、海運が下落率上位となった一方、鉱業、空運、銀行が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の68%、対して値上がり銘柄は27%だった。


 個別では、キーエンス (TYO:6861)、SMC (TYO:6273)、HOYA (TYO:7741)、ファーストリテ (TYO:9983)の値がさ株が大きく下落。
東エレク (TYO:8035)、ルネサス (TYO:6723)、アドバンテスト (TYO:6857)の半導体関連の下落率も大きかった。
ベイカレント (TYO:6532)、SHIFT (TYO:3697)などの値がさグロース株が大幅安。
ほか、イビデン (TYO:4062)、ローム (TYO:6963)、京セラ (TYO:6971)などのハイテクが全般軟調だった。
外資証券による新規の売り推奨が観測されたGMOPG (TYO:3769)が大きく下落。
インバウンド関連は、大型主力株は堅調だったが、ソースネクスト (TYO:4344)、オープンドア (TYO:3926)などの中小型株の一角は売られた。
BEENOS (TYO:3328)は、出資先企業が子会社の上場申請取り下げを発表したことが嫌気されて急落した。
ほか、フジクラ<
5803>、イーレックス (TYO:9517)、MSOL (TYO:7033)、Sansan (TYO:4443)などが東証プライム市場の下落率上位に並んだ。


 一方、蘭ASMLの好決算を手掛かりにレーザーテック (TYO:6920)が半導体関連の中で逆行高。
関連株の中ではソシオネクスト (TYO:6526)も上昇した。
INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)のエネルギー関連が大きく上昇。
JAL (TYO:9201)、ANAHD (TYO:9202)、JR西日本 (TYO:9021)、高島屋 (TYO:8233)、三越伊勢丹HD (TYO:3099)、マツキヨココカラ (TYO:3088)などの主力のインバウンド関連が軒並み高。
NTT (TYO:9432)、NTTデータ (TYO:9613)、花王 (TYO:4452)、資生堂 (TYO:4911)、7&I−HD (TYO:3382)などのディフェンシブ系の一角も堅調だった。
良品計画 (TYO:7453)は国内証券の目標株価引き上げを好感して大幅高。
業績予想の上方修正を発表したイントラスト<
7191>、日本光電 (TYO:6849)、イワキポンプ (TYO:6237)も大きく上昇。
日清粉G (TYO:2002)は減損損失を計上も、営業利益予想などは引き上げられ、大幅高となった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます