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ファイザー、コロナワクチン通年売上高見通し340億ドルに上方修正

発行済 2022-11-01 23:23
更新済 2022-11-01 23:27
© Reuters. 米ファイザーは、新型コロナウイルスワクチンの通年売上高見通しを20億ドル引き上げ340億ドルとした。今年5月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)

[1日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは1日、新型コロナウイルスワクチンの通年売上高見通しを20億ドル引き上げ340億ドルとした。ブースター(追加)接種向けオミクロン株特化ワクチンへの需要が堅調と説明した。

決算を受け、ファイザーの株価は序盤の取引で約3.5%上昇した。

第3・四半期の新型コロナワクチンの売上高は44億ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の26億ドルを上回った。

© Reuters. 米ファイザーは、新型コロナウイルスワクチンの通年売上高見通しを20億ドル引き上げ340億ドルとした。今年5月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)

一方、新型コロナ経口治療薬「パクスロビド」の売上高は75億1000万ドルで、市場予想の76億6000万ドルを下回った。それでもなお、パクスロビドの通年売上高見通しは220億ドルに据え置いた。

第3・四半期の1株当たり利益は1.78ドルで、市場予想の1.39ドルを上回った。

また、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)ワクチンの後期試験で、妊婦に接種すると、幼児の重症化予防で効果があることが確認されたと明らかにした。

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