新興市場銘柄ダイジェスト:バンクオブイノベがストップ安、ブライトパスはストップ高

(TYO:3986)　ビーブレイク　1775　+66
年初来高値。
4日の変更報告書でグローバルウェイ (TYO:3936)の各務正人取締役会長がビーブレイクシステムズ株の保有割合を6.38％から8.78％に拡大したことが明らかになっている。
保有株数は13万5000株で、保有目的は純投資。
同報告書によると、各務氏は10月18日以降、断続的に取得（7回）と売却（2回）を実施している。
14日に予定されている23年6月期第1四半期決算発表に対する期待も株価を支えているようだ。


(TYO:7793)　イメージマジック　981　+67
大幅に続伸。
コニカミノルタ (TYO:4902)子会社のキンコーズ・ジャパン（東京都港区）とスポーツクラブEC運営で業務提携したと発表している。
第1弾として、キンコーズ・ジャパンが企画・運営する女子バレーボールチーム「PFUブルーキャッツ」の公式グッズが購入できるECサイトを公開した。
グッズの商品展開提案などをキンコーズ・ジャパンが行い、決済などのEC運営をイメージ・マジックが支援する。


(TYO:3625)　テックファム　442　-7
前場終了後にコクヨ (TYO:7984)と「香り」がワーカーに促す行動変容について共同検証を開始したと発表している。
ソニーグループ (TYO:6758)のソニー（東京都港区）が専用開発した香り噴出デバイスを用いて技術協力する。
検証ブースを、コクヨオープンラボで7日から展示する。
引き続き「次世代のオフィスワーク」実現に向け、コクヨと5G、AI活用や3D、XR技術を組み合わせた共同研究を進める。


(TYO:4393)　バンクオブイノベ　11340　-4000
ストップ安。
新作RPG「メメントモリ」の10月18-31日の課金高が速報ベースで35億円だっと発表している。
18-23日は18億円だったため、課金高の伸びが減速しつつあることが嫌気され、売り優勢となっている。
10月31日時点のダウンロード数は125万件（同月23日時点は100万件）。
また、バンク・オブ・イノベーション株は今月1日に上場来高値を記録するなど短期間に急騰していただけに、利益確定売りも重なっているようだ。


(TYO:4594)　ブライトパス　124　+30
ストップ高。
2月1日に発行した新株予約権が大量行使され、権利行使が完了したと発表している。
行使完了で将来の株式価値の希薄化懸念が払拭されたことに加え、今月1日に共同研究先の理化学研究所（埼玉県和光市）に対し、iPS細胞由来再生NKT細胞療法（iPS-NKT）に関わる全世界での独占的開発製造販売権を導入するオプション権を行使すると開示したことも引き続き買い材料視されているようだ。


(TYO:7386)　JWS　1811　+112
上場来高値。
23年9月期の営業利益予想を前期比8.5％増の6.03億円と発表している。
今後、住宅設備の延長保証の営業拡大に加え、フロー型ビジネスにも本格参入する。
同時に発表した22年9月期の営業利益は14.5％増の5.55億円で着地した。
主力商品の「あんしん修理サポート」に加え、カギ・水まわり・ガラスの緊急駆け付けサービスや中古住宅設備の保証サービスの営業を拡大した結果、会社計画（5.12億円）を上回った。