40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

日経平均は3日ぶり反落、イベント前の様子見のなか香港株安などが重石

発行済 2022-11-09 15:54
更新済 2022-11-09 16:00
© Reuters.

© Reuters.

日経平均は3日ぶり反落。
8日の米株式市場でダウ平均は333.83ドル高と3日続伸。
中間選挙での共和党躍進を背景に、民主党政府の増税政策など市場にネガティブな政策の成立を回避できるとの期待から買いが先行。
ドル安や長期金利の低下も買い安心感を誘った。
ナスダック総合指数も+0.48%と3日続伸。
日経平均は週明けから700円近く上昇していることもあり、本日は12.44円高とほぼ横ばいの水準からスタート。
心理的な節目の28000円を手前に新たな買い材料に欠ける中、開票作業が進む米中間選挙の投票結果や10日の米10月消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの思惑もあり、次第に騰勢を弱める展開に。
中国での新型コロナ感染拡大を嫌気した中国・香港株の下落も重石となり、午後も引けまでじり安基調が続いた。


 大引けの日経平均は前日比155.68円安の27716.43円となった。
東証プライム市場の売買高は12億8177万株、売買代金は3兆3915億円だった。
セクターではその他製品、鉱業、石油・石炭が下落率上位となった一方、海運、パルプ・紙、金属製品が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の47%、対して値上がり銘柄は48%だった。


 個別では、JAL (TYO:9201)、JR東海 (TYO:9022)、三越伊勢丹HD (TYO:3099)、パンパシHD (TYO:7532)、エアトリ (TYO:6191)などのリオープン・インバウンド関連が総じて下落。
中国でのコロナ感染拡大を嫌気し、ファーストリテ (TYO:9983)が大きく下落。
円高・ドル安を受けて三菱自<
7211>を筆頭にSUBARU (TYO:7270)、マツダ (TYO:7261)などの自動車株に売りが広がった。
エーザイ (TYO:4523)、第一三共 (TYO:4568)など医薬品も総じて軟調。
ゲーム機「スイッチ」の販売台数引き下げなどが嫌気された任天堂 (TYO:7974)が大きく売られ、コナミG (TYO:9766)、カプコン (TYO:9697)、スクエニHD (TYO:9684)、バンナムHD (TYO:7832)のゲーム関連が軒並み大幅下落となった。


 ほか、業績予想の上方修正が小幅にとどまったダイキン (TYO:6367)、同様に業績予想を上方修正もサプライズに乏しく資源価格の下落が重石となったINPEX (TYO:1605)が大きく下落。
増配を発表も営業利益予想を下方修正した旭ダイヤ (TYO:6140)、業績予想を下方修正した日東紡績 (TYO:3110)、グローリー (TYO:6457)などが急落し、東証プライム市場の値下がり率上位に並んだ。
グループ会社の大幅減損を発表した日医工 (TYO:4541)がストップ安となった。


 一方、川崎汽船 (TYO:9107)を筆頭に郵船 (TYO:9101)、商船三井 (TYO:9104)の海運大手が大幅高。

三井物産 (TYO:8031)、丸紅 (TYO:8002)の商社株も高い。
ソフトバンクG (TYO:9984)、エムスリー (TYO:2413)、村田製 (TYO:6981)、太陽誘電 (TYO:6976)のハイテク・グロース株のほか、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)、ディスコ (TYO:6146)の半導体関連も大きく上昇。
SUMCO (TYO:3436)、スズキ (TYO:7269)が好決算を材料に買われ、東証プライム市場の売買代金上位に入った。
ほか、今期大幅増益見通しを示したBEENOS (TYO:3328)、上半期大幅増益が好感されたジェイリース (TYO:7187)、堅調な決算に加えて高水準の自社株買いを発表した新日本電工<
5563>、同様に最終損益の黒字転換に加えて自社株買いを発表した共同印刷 (TYO:7914)、などが急伸。
業績予想を上方修正した三菱製鋼 (TYO:5632)、外資証券の目標株価引き上げが観測されたイビデン (TYO:4062)、新光電工 (TYO:6967)なども大幅高となった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます