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ソフトバンクGが下げ渋る動きを見せてくるようであれば、センチメント改善に

発行済 2022-11-15 08:36
更新済 2022-11-15 08:45
© Reuters.

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 15日の日本株市場は、売り優勢ながらも底堅さが意識されそうだ。
14日の米国市場ではNYダウが211ドル安だった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のタカ派発言を受けた金利上昇を警戒し売りが先行。
その後、ブレイナード副議長は利上げ減速が間もなく適切となるとの見通しを示すと上昇に転じる場面も見られた。
ただし、長期金利上昇を嫌気した売りが断続的に入っており、終盤にかけて下落幅を広げる展開だった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の27955円。
円相場は1ドル140円10銭台で推移している。


 米国市場の下落の影響から、やや売り優勢の展開から始まろう。
ただし、昨日の日経平均は寄り付き直後を高値に、その後はソフトバンクG (TYO:9984)の大幅な下げに押される格好から終日軟調な値動きとなり、安値で取引を終えていた。
28000円割れでも押し目待ち狙いの買いが入りづらい需給状況だったため、売りの動きが強まる可能性は低そうである。
日経平均は5日線が27850円辺りで推移していることから、同水準に接近する局面ではリバウンドを狙った買いが意識されやすいだろう。


 また、昨日大きく下落したソフトバンクGが下げ渋る動きを見せてくるようであれば、センチメント改善にもつながりそうである。
昨日はインデックスに絡んだ売りから日経平均が軟調だった半面、マザーズ指数は強い動きから52週線を上回ってきていた。
個人投資家の需給状況は良好であり、中小型株へのリバウンドを狙った押し目買い意欲は強そうである。
また、決算発表が一巡したことから機関投資家も動きやすくなったと考えられ、前日に日経平均の重荷だったソフトバンクGやオリンパス (TYO:7733)など大きく売り込まれた銘柄への修正リバウンドも意識されよう。


 物色の流れとしては米国市場の流れからバイオ株などに短期的な資金流入がありそうだ。
中国では新型コロナ感染者数の増加で北京などロックダウンが警戒されているほか、国内においても第8波への懸念が根強いなか、関連銘柄への物色も見られよう。

そのほか、決算が通過したことにより、改めて業績内容を再評価した動きが意識されやすい。
初動で過剰に売り込まれていた銘柄などへは見直す動きなどもありそうだ。


 なお、昨日の引け後の決算では、オープンH (TYO:3288)、日本コンセプト (TYO:9386)、シチズン (TYO:7762)、日工営 (TYO:1954)、マツキヨココ (TYO:3088)、ダイコク電 (TYO:6430)、GMO−FG (TYO:4051)、バルテス (TYO:4442)などが注目される。


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