[ダブリン 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は24日、12月の理事会で予想される利上げ幅について、0.50%ポイントと0.75%ポイントの双方を否定しない考えを示した。
マクルーフ総裁は記者会見で「12月理事会での利上げ幅についてかなりオープンな考えを持っているため、現時点で何かを排除するつもりはない」と述べた。
その上で「国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)などの国際機関は成長率が年初と比べ低下しているとの見方を示しているが、こうしたことはECBの決定に反映される。同時に、労働市場がかなり引き締まっており、インフレが容認できないほどの高水準にあることも注目に値する」と語った。