[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア統計局が1日発表した第3・四半期の企業設備投資は、季節調整済みで実質0.6%減と、市場予想の1.5%増に反してマイナスとなった。鉱業部門の投資が減少した。
企業は一方で、2023年6月までの1年間の設備投資計画を従来比5.6%増額し、1557億豪ドル(1059億米ドル)とした。アナリスト予想と一致した。
第3・四半期の設備投資は予想を下回る結果となったが、アナリストは来週発表の第3・四半期国内総生産(GDP)について、0.8%前後のプラス成長予想を据え置いた。