[ブライトン(英国) 29日 ロイター] - サッカーのイングランド協会カップ(FA杯)は29日、各地で4回戦の試合を行い、ホームのブライトンは日本代表MF三笘薫の決勝ゴールでディフェンディングチャンピオンのリバプールを下した。
ブライトンは前半30分にハービー・エリオットに先制点を許すも、その9分後にルイス・ダンクが同点ゴール。そして、後半アディショナルタイム2分にFKからペルビス・エストゥピニャンが折り返したボールを三笘が受けると、巧みなタッチの浮き球処理で相手を翻弄し、そのまま右足でゴールネットに押し込んだ。
同点ゴールを決めたダンクはITVスポーツに対し、「信じられないエンディング。きょうは私たちにとって、ベストとはほど遠い日だったが、トップチームを相手に歯を食いしばり、勝利を手にした。ベストの日だったら、どんな相手にも勝てる気がする」と語った。
一方、今季は調子が上がらずプレミアリーグで9位に沈んでいるリバプールにとって、この2週間でブライトン戦2回目の黒星。DFアンディ・ロバートソンは「今季は全くだめ。年が明けてフレッシュなスタートを切りたかったが悪くなっている。リーグ戦でも良くないのに、2つのカップ戦で敗退した」と肩を落とした。