© Reuters.
日経平均は続伸。
先週末27日の米株式市場でNYダウは6日続伸。
12月コアPCE価格指数が鈍化傾向を示したため、金利先高観が後退し、寄り付き後、上昇。
ミシガン大消費者信頼感指数が1年ぶりの高水準となったことなどから、景気への悲観的見方が後退し、株価を押し上げた。
取引終了にかけ伸び悩んだが、プラス圏で終了した。
今日の日経平均は下げる時間帯も長かったが、堅調な米株式相場が支えとなり、下値を売り急ぐ動きは見られなかった。
一方、ここから発表が佳境となる主要企業の四半期決算や、今週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)など米欧の重要金融イベント、今週末発表の米雇用統計などを見極めたいとして上値追いには慎重で、日経平均は終日、方向感の定まらない展開となった。
大引けの日経平均は前日比50.84円高の27433.40円となった。
東証プライムの売買高は11億3070万株、売買代金は2兆7730億円だった。
セクターでは化学、繊維製品、空運業などが上昇。
一方、鉄鋼、石油石炭製品、鉱業などが下落した。
東証プライムの値上がり銘柄は全体の52%、対して値下がり銘柄は43%となった。
個別では、ヤマトHD (TYO:)、信越化 (TYO:)、ファナック (TYO:)、SMC (TYO:)、資生堂 (TYO:)、ソシオネクスト (TYO:)、HOYA (TYO:)が高く、アマダ (TYO:)など機械株、グンゼ<
3002>など繊維株、東急 (TYO:)など電鉄株が上げた。
個別の材料では、第3四半期累計の営業利益が91.4%増となったマースGHD (TYO:)、同じく40.5%増となったイントラスト (TYO:)、23年3月期業績予想を上方修正したアジアパイル (TYO:)、23年3月期業績予想を上方修正し1株を5株に分割すると発表したファナック (TYO:)、22年12月期業績見込みを上方修正したカゴメ (TYO:)、23年12月期営業利益が11.5%増予想と発表したキヤノン電子 (TYO:)、自社株買いを発表したインテリックス (TYO:)、業績予想下方修正だが価格改定が好感されたSGホールディングス (TYO:)が物色された。
一方、邦チタニウム (TYO:)、積水ハウス (TYO:)、JR西 (TYO:)、日本電産 (TYO:)、OLC (TYO:)、日立 (TYO:)、東電力HD (TYO:)、JT (TYO:)が安く、日本製鉄 (TYO:)など鉄鋼株、INPEX (TYO:)など資源・エネルギー関連株、三菱商 (TYO:)など商社株、SOMPO (TYO:)など保険株、三菱マ (TYO:)など非鉄株が下げた。
個別の材料では第3四半期累計の営業利益が28.5%減となった日本M&A (TYO:)がストップ安となり、第1四半期の受注残高が減少し傾向となったSHOEI (TYO:)、23年3月期の営業利益は上方修正だが純利益を下方修正した日立建機 (TYO:)が軟調な展開となった。
意見を投稿する
他のユーザーと交流したり、あなたの見通しを他の人と共有したり、筆者に質問するにはコメントを使うことをお勧めします。
我々みんなが高いレベルの議論を維持するために以下の事を心に留めてください。
スパムや乱用の加害者は、サイトから削除され、Investing.comの裁量により今後の登録が禁じます。