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NY金:反発で1173.60ドル、G7サミット絡みでドル上げ渋り、底堅い推移に

発行済 2015-06-09 02:53
更新済 2015-06-09 03:00
NY金:反発で1173.60ドル、G7サミット絡みでドル上げ渋り、底堅い推移に
NY金は反発(COMEX金8月限終値:1173.60↑5.50)。
1168.50ドルまで下落した後、1174.00ドルまで上昇した。
「G7サミットで、オバマ米大統領がドル高は問題と発言した」(仏政府当局者)に対して、ホワイトハウスが否定したものの、ドル安・金買いの流れが残るなかで取引が始まった。
その後、この日発表の米国の5月労働市場情勢指数が上昇に転じたこと。
また、オバマ米大統領も、「強いドルは問題だと言っていない」と否定したことで、いったん金の売りになった。
しかし、安倍首相が「円安の影響も注視」と述べるなど、ドルが再び軟調になる状況となり、それ以降も金は底堅い動きになった。

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