[15日 ロイター] - ロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記は15日、前日に黒海に墜落した米軍の無人偵察機MQ9リーパーについて、機体の回収を試みると表明すると同時に、米国がウクライナでの戦争に「直接参加」していると非難した。
パトルシェフ書記はロシア1テレビに対し「回収可能か分からないが、試みなければならないのは確かだ。確実に回収に取り組む。成功を願っている」と述べた。
その上で「米国は軍事作戦に参加していないと繰り返し表明しているが、今回の件は米国が戦争に直接参加していることを示す新たな事実だ」と語った。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官はこの日、同無人偵察機は回収されない可能性があるとの認識を示している。