[ミラノ 6日 ロイター] - イタリア銀行大手ウニクレディトのアンドレア・オーセル最高経営責任者(CEO)は、欧州中央銀行(ECB)が利上げに際して「バランスの取れたアプローチ」を採用し、不確実性が高い中、入手した経済データに基づいて行動すると予想していると語った。6日付のイル・メッサジェロ紙が伝えた。
「私は、最終的に(欧州)中央銀行がバランスの取れたアプローチを採用し、『ハト派』が望む以上かもしれないが、『タカ派』の期待以下の利上げを行うと信じている」とした。
その上で、ECBの預金金利が夏にピークを迎える可能性があるとの見通しを示した。