[21日 ロイター] - 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が複数の関係筋の話として伝えたところによると、連邦準備理事会(FRB)は、一部の中堅銀行が保有証券の損失を隠蔽できる抜け穴をふさぐこと検討している。
一部の銀行は免除措置により、規制上の理由で開示する資本額を事実上水増しできるため、FRBがこの措置の終了を検討しているという。
同紙によると、今回の措置は、先月のシリコンバレー銀行とシグネチャー・バンクの経営破綻を受けて検討されている。
FRBのバー副議長(金融監督担当)は、FRBによるシリコンバレー銀行の監督について調査を進めており、5月1日に結果が公表される見通し。