ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

米FDIC総裁ら、昨年11月時点で地方銀行リスク懸念=会合記録

発行済 2023-04-28 09:37
更新済 2023-04-28 09:45
© Reuters.  米連邦預金保険公社(FDIC)のグルーエンバーグ総裁(写真)らが昨年11月に開かれた銀行破綻に関する諮問委員会で、大規模な地方金融機関が金融安定性にもたらす危険性への懸

[27日 ロイター] - 米連邦預金保険公社(FDIC)のグルーエンバーグ総裁らが昨年11月に開かれた銀行破綻に関する諮問委員会で、大規模な地方金融機関が金融安定性にもたらす危険性への懸念を表明していたことが分かった。委員会会合の記録をロイターが確認した。

FDICの複数の関係者はこの中で、地方銀行の預金残高の「大部分」が無保険だとして、他の銀行への「波及効果」を警告。FDICが地銀破綻処理で直面しかねない課題を認識していたものの、3月の破綻までに主要問題を解決できなかったことが浮き彫りとなった。

© Reuters.  米連邦預金保険公社(FDIC)のグルーエンバーグ総裁(写真)らが昨年11月に開かれた銀行破綻に関する諮問委員会で、大規模な地方金融機関が金融安定性にもたらす危険性への懸念を表明していたことが分かった。写真は3月、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Kevin Lamarque)

「システミック・レゾリューション諮問委員会(SRAC)」は、元規制当局者や現職経営幹部を含む銀行、法律、金融、経済界の有力者で構成されている。会合は公開されていたが、詳細が報じられたことはこれまでなかった。

会合記録によると、グルーエンバーグ総裁は、2008年の金融危機以降、規制当局は「グローバルなシステム上重要な銀行(G-SIB)」とされる最大手行の安全性に注意しているが、一部の地方銀行で規模と複雑さが増していると指摘。「これらの大規模な銀行機関の一つが破綻すれば金融安定性に影響を及ぼす巨大な問題になりかねないことを認識した」と述べた。

FDICにこの会合についてのコメントを求めたが、回答は得られなかった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます