■業績動向
○中古自動車等買取販売事業
ユー・エス・エス (TOKYO:4732)の中古自動車等買取販売事業の売上高は前期比13.2%減の10,084百万円、営業利益は同35.8%減の464百万円と減収減益となった。
このうち中古自動車買取販売事業は、売上高が同14.4%減の6,737百万円、営業利益が同26.9%減の364百万円に、事故現状車買取販売事業は売上高が同10.9%減の3,347百万円、営業利益が同55.7%減の99百万円となった。
いずれも、新車販売の減少による買取台数の減少が収益悪化の要因となった。
また、中古自動車買取販売事業では、低額車両の買取比率が上昇し、販売単価が低下したことも影響した。
ただ、半期ベースで見ると下期は対上期比で増収増益に転じるなど、足元では底打ち感が出てきている。
○その他の事業 その他の事業の売上高は前期比3.7%増の7,105百万円、営業利益は同2.4%減の675百万円と増収減益となった。
このうち、廃自動車等のリサイクル事業を手掛けるアビヅは、売上高が同4.3%増の5,027百万円、営業利益が同8.7%減の462百万円となった。
廃自動車等の取扱量が増加したものの、下期にかけて鉄スクラップ相場が下落したことで増収減益となった。
廃ゴムのリサイクル事業を手掛けるカークエスト東洋事業部は、売上高が前期比7.7%減の1,383百万円、営業利益が同38.7%減の79百万円となった。
弾性舗装用ゴム製品のうち、収益性の高いカラー着色タイプの販売量が下期に入って減少したことが影響した。
中古自動車の輸出手続代行サービス事業を手掛けるUSSロジスティクス・インターナショナル・サービスは、売上高が前期比21.4%増の609百万円、営業利益が同126.2%増の105百万円と好調に推移した。
輸出業者の取扱台数が増加していることに加えて、検査業務の内製化を進めたことが増収増益要因となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
このうち中古自動車買取販売事業は、売上高が同14.4%減の6,737百万円、営業利益が同26.9%減の364百万円に、事故現状車買取販売事業は売上高が同10.9%減の3,347百万円、営業利益が同55.7%減の99百万円となった。
いずれも、新車販売の減少による買取台数の減少が収益悪化の要因となった。
また、中古自動車買取販売事業では、低額車両の買取比率が上昇し、販売単価が低下したことも影響した。
ただ、半期ベースで見ると下期は対上期比で増収増益に転じるなど、足元では底打ち感が出てきている。
○その他の事業 その他の事業の売上高は前期比3.7%増の7,105百万円、営業利益は同2.4%減の675百万円と増収減益となった。
このうち、廃自動車等のリサイクル事業を手掛けるアビヅは、売上高が同4.3%増の5,027百万円、営業利益が同8.7%減の462百万円となった。
廃自動車等の取扱量が増加したものの、下期にかけて鉄スクラップ相場が下落したことで増収減益となった。
廃ゴムのリサイクル事業を手掛けるカークエスト東洋事業部は、売上高が前期比7.7%減の1,383百万円、営業利益が同38.7%減の79百万円となった。
弾性舗装用ゴム製品のうち、収益性の高いカラー着色タイプの販売量が下期に入って減少したことが影響した。
中古自動車の輸出手続代行サービス事業を手掛けるUSSロジスティクス・インターナショナル・サービスは、売上高が前期比21.4%増の609百万円、営業利益が同126.2%増の105百万円と好調に推移した。
輸出業者の取扱台数が増加していることに加えて、検査業務の内製化を進めたことが増収増益要因となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)