
[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比118円45銭高の3万0801円13銭と、反発して取引を終えた。米債務上限問題を巡る先行き不透明感は重しだったものの、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が堅調で全体を押し上げた。
日経平均は83円安と小幅に続落してスタート。米債務上限問題を巡る懸念などから、指数寄与度の大きい銘柄の一角が軟調だった。ただ、その後はプラス圏に浮上し、後場に入ると日中高値を更新して一時約207円高の3万0889円98銭まで上昇した。好調な売上高予想を発表した米エヌビディアが時間外取引で急騰し、東京市場でも主力の半導体関連株が買われ指数をけん引した。その後、大引けにかけては徐々に上げ幅を縮めた。
ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「きょうは為替の円安と半導体株の上昇に支えられ日経平均は上昇したものの、まだまだ不安定な状況は続いている」と指摘。米債務上限問題や海外景気への懸念がくすぶる中、外部環境で悪材料が出た場合は「一気に3万円を割るだろう」(井出氏)とみている。
日経平均は反発したものの、TOPIXはマイナス、東証プライムの騰落のバランスは終始値下がり銘柄が先行したことから「やはり米国の債務上限問題への警戒感は強まりつつある」(国内証券の投資情報部部長)との声も聞かれた。
TOPIXは0.29%安の2146.15ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は0.29%安の1104.35ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆4686億3400万円。東証33業種では、電気機器や金属製品、ガラス・土石製品など8業種が値上がり。海運や銀行、保険など24業種は値下がりした。その他 金融は変わらずだった。
個別では、アドバンテストが16.2%高、東京エレクトロンが3%高で、2銘柄で指数を210円程度押し上げた。一方、ファーストリテイリングは0.4%安、リクルートホールディングスが2%安で指数の重しとなった。川崎汽船は4%安。
プライム市場の騰落数は、値上がり726銘柄(39%)に対し、値下がりが1010銘柄(55%)、変わらずが99銘柄(5%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 30801.13 +118.45 30599. 30,558.1
27 4─30,889.
98
TOPIX 2146.15 -6.25 2142.2 2,139.55
3 ─2,154.37
プライム指数 1104.35 -3.21 1101.7 1,101.12
0 ─1,108.53
スタンダード 1074.84 -0.55 1074.7 1,073.83
指数 4 ─1,077.41
グロース指数 939.44 -11.27 952.16 936.02─9
52.16
東証出来高( 126473 東証売買代金(億円 34686.
万株) ) 34
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