
[5日 ロイター] - 米国株式市場は反落して終了した。市場では米連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で利上げを一時停止するか見極めようとする動きが出ている。
米アップルはこの日から開催される年次開発者会議を控え取引時間中に最大2.2%上昇し、過去最高値を更新。ただ、終値は0.8%安と結局マイナス圏で引けた。
会議では拡張現実(AR)ヘッドセット「Apple Vision Pro(アップルビジョンプロ)」を発表した。
その他の大型グロース(成長)株はまちまち。このところ値上がりしていた半導体大手エヌビディアは0.4%下落。電気自動車(EV)大手テスラは1.7%高。5月の中国製EV販売が増加した。
米供給管理協会(ISM)が5日発表した5月の非製造業総合指数が50.3と、4月の51.9から低下。新規受注が鈍化し、支払い価格指数が3年ぶりの低水準となったのが要因で、FRBが利上げを停止する可能性があるとの見方が高まった。
インガルス・アンド・スナイダーののシニアポートフォリオストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「FRBに関しては悪いニュースは良いニュースだ。軟調な経済指標はインフレ抑制の効果が出始めたという見方からFRBが利上げを停止する可能性が高くなるからだ」と語った
S&P総合500種の主要11セクターでは7セクターが下落。工業が0.71%安、エネルギーが0.58%安と下げが目立った。
銀行大手は下落。規制当局が主要行を対象とした規制強化の準備を進めており、資本要件を平均で20%引き上げる可能性があるという米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道が嫌気された。
S&P500では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.5対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は97億株。直近20営業日の平均は105億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 33562.86 -199.90 -0.59 33771.13 33804.22 33552.79
前営業日終値 33762.76
ナスダック総合 13229.43 -11.34 -0.09 13238.48 13330.65 13194.95
前営業日終値 13240.77
S&P総合500種 4273.79 -8.58 -0.20 4282.99 4299.28 4266.82
前営業日終値 4282.37
ダウ輸送株20種 13989.87 -160.61 -1.14
ダウ公共株15種 904.22 +4.18 +0.46
フィラデルフィア半導体 3444.12 -57.29 -1.64
VIX指数 14.73 +0.13 +0.89
S&P一般消費財 1233.19 +4.27 +0.35
S&P素材 492.46 -0.49 -0.10
S&P工業 845.64 -6.05 -0.71
S&P主要消費財 764.31 -2.68 -0.35
S&P金融 541.05 -3.06 -0.56
S&P不動産 229.34 -1.20 -0.52
S&Pエネルギー 606.86 -3.55 -0.58
S&Pヘルスケア 1522.04 +5.82 +0.38
S&P通信サービス 214.52 +1.23 +0.58
S&P情報技術 2933.30 -16.52 -0.56
S&P公益事業 330.17 +1.47 +0.45
NYSE出来高 8.02億株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 32100 - 140 大阪比
シカゴ日経先物6月限 円建て 32100 - 140 大阪比
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