日経平均は反発。
22日の米国市場では、アップルの下落のほか、マイクロソフトなどの決算が嫌気され、NYダウ、ナスダックともに下落した。
ただ、東京市場はアップルの下落について前日の段階で過剰に反応しており、本日の日経平均は反動で100円近い上昇からスタートした。
寄り付き後に一時20700円台を回復する場面もあったが、買い一巡後は20600円台後半での小動きが続いた。
全体的に商いは少なく、日経平均の日中値幅は59.47円にとどまり、個別株物色が中心の相場展開となった。
大引けの日経平均は前日比90.28円高の20683.95円となった。
東証1部の売買高は18億4087万株、売買代金は2兆2069億円だった。
業種別では、パルプ・紙、空運業、小売業が上昇率上位だった。
一方、海運業、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位だった。
個別では、三菱UFJ (TOKYO:8306)、ソフトバンクグ (TOKYO:9984)、ファーストリテ (TOKYO:9983)、みずほ (TOKYO:8411)、三井住友 (TOKYO:8316)などが堅調。
第1四半期決算が市場予想を上回った日本電産 (TOKYO:6594)は8%を超える大幅高に。
ソニー (TOKYO:6758)、アステラス薬 (TOKYO:4503)、花王 (TOKYO:4452)は3%超上げた。
また、北沢産業 (TOKYO:9930)、マネパG (TOKYO:8732)、石塚硝 (TOKYO:5204)などが東証1部上昇率上位となった。
一方、東電力 (TOKYO:9501)、トヨタ自 (TOKYO:7203)、東芝 (TOKYO:6502)、村田製 (TOKYO:6981)、ファナック (TOKYO:6954)などが軟調。
エーザイ (TOKYO:4523)は6%近い下落に。
また、ネクステージ (TOKYO:3186)、日本航空電子 (TOKYO:6807)、エーザイなどが東証1部下落率上位となった。