
Diane Bartz
[ワシントン 2日 ロイター] - 米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は2日、グーグルの検索事業について反トラスト法(独占禁止法)違反だとして司法省が起こした訴訟で証言を行い、グーグルが人工知能(AI)の学習に必要なコンテンツの「囲い込み」に動いていると不満を表明した。
ナデラ氏によると、AI開発にはサーバーの能力と、学習をさせるための膨大なデータやコンテンツが不可欠。このうちサーバーに関してマイクロソフトは多額の投資を進めていて問題はないが、コンテンツの面では巨大IT企業の間で奪い合いが起きている中で、グーグルはコンテンツ事業者と高額で排他的な取引をして他社に渡さないようにしているという。
またナデラ氏は「今私が事業者と会えば、彼らから『グーグルがこの金額を提示していて、これは独占的な取引なので、あなたも同じ金額を提示しなければならない』と言われる」と述べた。
さらにマイクロソフトの検索エンジン「Bing(ビング)」をアップル製品の標準装備にしてもらおうとしたが、拒絶されたと明かした。
これに対してグーグル側の弁護士は、マイクロソフトが幾つかのコンピューターや携帯電話で標準装備を勝ち取った場合でも、ユーザーはビングを素通りして、多くがグーグルの検索を利用し続けたではないかと反論した。
弁護士は、マイクロソフトがビングのしっかりした地歩を築けなかったのは、性能向上につながる投資が不十分だったことや、モバイル革命を予見できなかったという経営戦略上の失敗にも起因していると主張した。
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